PICkit 3 ProgrammerのToolにPICkit Logic Toolというのがある。
たとえば、赤外線リモコン用のセンサーに向けた赤外線LEDの信号は38kHzのパルスになって欲しいのだが、確かにそうなっているかなんて速すぎてわからないし、ていうか、そもそも赤外光だから肉眼では見えない。
それがこのLogic Toolを使うと、下のように「まあ大体38kHzくらいだな」と確認できる。
さらに、赤外線LEDの駆動電流を増やすためにトランジスターを使った場合に、PICのピンに直接つないだものと、トランジスターのコレクタ端子につないだものとの比較で、信号にズレが生じることも確認できる。
そして、コンデンサをひとつ入れるだけで、そのズレがだいぶきれいに揃うことも実際に確認できる。
聞きかじってはいても、「へえ、そうなんだ。」程度だったアナログな特性とかまで目に見えてわかって楽しい。
PICkit Logic Tool
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