離れたところにあるとか、モニターの数がPCの台数より少ないとかで、モニターで監視できない状況にあるPCがある。
このPCで実行しているプログラムの処理が終了したことをメールで知らせる。
レンダリングしてるとかエンコードしてるとかで、比較的長時間仕事をさせたまま放置する場合を想定している。
逐一進み具合をチェックする必要は無いが、もし処理が終わったら、そのことは知らせて欲しい。
基本は、
処理が終了して画面上の変化が無くなる。–>PCの見張り番が検知する。–>SMAIL用に書いたバッチ・ファイルを実行する。–>メールが送信される。
という手順だ。
PCの見張り番にもメールを送れる機能があるようだが、どうも上手く送信できなかった。
SMAILの方をやってみたらあっさり送信できたので上の組み合わせと手順になった。
PCの見張り番は以前から使っているので「PCの見張り番」に使い方が書いてある。
今回の違いは、以下のように「コマンド/アプリ実行」を選択して、そのすぐボタンから終了時に実行させたいバッチファイルを選ぶことだ。
SMAILはコマンド・ラインからメールを送信できるソフトなので、送信命令をテキストで書いて拡張子をBATにしたファイルを作っておけば、これをPCの見張り番から呼び出してメールを送ることができる。
直接駆動すると下のような設定画面になるので必要な設定をして保存する。
私の環境では赤線の部分のみの設定で他はいっさい変更なしですぐにメールが送れた。
BATファイルは
smail -f送信元のメールアドレス -h送信元のSMTPサーバのアドレス 送信先アドレス -s本文 -T件名
とした。
-d を書いておくと送受信データを表示してくれるので、確認できて安心だ。
送信先をG-mailにしておいてプッシュ通知を利用すれば、PC上の処理の完了をスマホで知ることができる。