別に32ビットのマイコンでLチカしたっていいじゃん。
というつもりで書いたのが下の記事だ。
「PIC32MM0064GPL028 – Lチカ用の回路の準備。–」
さっき見たら、わざわざ面実装のチップで四の五のやってて、肝心のお手軽さが微塵も感じられないことになっている。
そもそも、なぜPIC32MM0064GPL028かと言えば、DIP品が秋月で扱われているため容易に手に入り、かつPIC32の中では一番安いからなのだ。
本末転倒も甚だしい。
なので、DIP品を買って来て、一から書き直してみることにした。
なお、開発環境の準備については以下に書いてある。
「MPLAB X IDE 5.45 をインストールする。」
何も取り付けてない最低限の回路が以下の写真だ。
回路図は以下の通り。
左右の端の0.1μFはVdd、Vssのなるべく近いところに取り付けるというのがお約束のようだ。
回路図上では10μFが写真では4.7μFだったり、10kΩが4.7kΩだったりは、手持ちにそれしかなかったから。
近い値のものならさほど細かいこと言わなくてもいいということだ。
1から手に入れるなら回路図の値の物にするといい。
参考にしているのはデータシートの20ページの図だ。
追記
ここで必要なものをすべて秋月でそろえる場合のリストをAkiCartで。
http://aki.prioris.jp/list/b96c75b7-b1ed-41ea-bac5-d8971ba70fc7/
合計3170円+送料500円となる(2019/02/25 PICkit3をSNAPに変更※)。
仮にeBayでそろえるとして、こちらもリストを作ってみた。
PICkit3 1315円
Breadboard 154円
Jumper Cable 267円
Jumper Wire 139円
Capacitor 0.1uF 133円
Capacitor 10uF 82円
Resistors Kit 146円
Red LED 106円
合計2342円+送料0円となる。
ただし、肝心のPICは送料が高すぎたりで、秋月の価格設定にかなうセラーは見つからなかった。
秋月で送料500円払ったとしても秋月の方が安い。
PICの秋月と言われる所以かも。
安くあげるなら、PICkit3のクローンで我慢して、これだけはeBayで買うのがいいかも。
参考記事「PICkit3に良く似た、ほとんど同じ機能を持った何か」
その場合、秋月は1430円+500円、eBayは送料無料の1315円となる。
合計金額は3245円だ。
http://aki.prioris.jp/list/b96c75b7-b1ed-41ea-bac5-d8971ba70fc7/
このAkiCartからPICkitだけを外して注文してください。
要は差額の4385円をどう考えるかってこと…※。
※
MPLAB SNAPというMicrochip純正の書き込み器が1740円で秋月から購入可能になった。
これだと、中華製PICkit3との価格差をほとんど気にしなくていい。
ただし、書き込みできるPICの種類には注意が必要だ。
「PIC32MM0064GPL028 – MPLAB Code Configuratorを使ってTimer1の割り込みでLチカさせる。 –」へ続く。
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