2017年、販売の低迷から3Dモニター及び3Dテレビの新規製造を各社中止。2019年現在、最も安価なBlu-ray 3D視聴環境は、3Dプロジェクター、もしくはPlaystation 4とPlaystation VRの組み合わせだけである。
という、忘れ去られたBru-lay 3Dなので、私の環境で視聴するにはSide-by-side方式に変換してOculus Riftで観ることになるんだと思う。
そのためのフリーソフトがBD3D2MK3Dだ。
Rift用のアプリケーションでBlu-ray 3Dの再生に対応したものがあるのかどうかは調べていない。
BD3D2MK3Dの使い方を書く。
基本は上の方にある番号のついたタブの順にやってけばいいと思う。
BDをドライブに入れて[1: Open Blu-ray 3D]を選んで[Open Blu-ray 3D]をクリックする。
リストが出るので選んでから
[2: Select streams]へ進む。
音声の設定のようだが良く分からないので何もせずに[3.Title & tags]へ進む。
これも何もしないで[4: Cover art]へ進む(Movie Titleは必須なので後述するように後でここへ戻される)。
これも何もしないで[5: Optiond and Go!]へ進む。
これも実際は良く分からないのだが、以下のようにしてみた。
さわったところだけ赤枠をつけてある。
一番上の[Half]のチェックを外すと互換性が無いよと窓が出る。
Oculusで見るからHalfでなく左右ともフルサイズの方がいいのでこのwarningは無視する。
一番下の[Do it!]をクリックすると処理が始まると思ったら、Movie Titleが無いよと3:のタブへ戻された(mandatory=必須と書いてあるのに入力しなかったから)。
ちなみに、Movie Titleが日本語だと途中の表示は文字化けするが出来上がりはちゃんと日本語で作成される。
タイトルを入れて、5:へ戻って改めて[Do it!]をクリックすると今度こそ処理が始まる。
このとき、[Exit and encode after successful demux]にチェックを入れておけば自動的にEncodeが開始される。
147757フレーム(1時間22分)の動画で行った場合の所要時間は以下の通りだった。
Demux 約10分
Encode 約60分
Write 約10分
EncodeのPresetでultrafastを選択した場合だ。
サイズは元よりかえって大きくなるくらい。
HDDの価格が1GBあたり2円の現状では、Encode時間を取るか出来上がりのファイル・サイズを取るかは好みの問題だ。
追記
幾つかやるうちに下のようなエラーが出たものがある。
フレーム数が違ってたからシンクロしてないみたいよ。
と言ってるんだと思う。
作業フォルダに作成されている「__ENCODE_3D_LAUNCHER.cmd」を実行すればEncodeは行われ、ファイルも作成される。
1フレームくらい大したことないだろうと結果は詳細に確認してない。
追記
ドライブの空き容量不足でエラーで止まった。
フォルダごと別ドライブに移動してから「__ENCODE_3D_LAUNCHER.cmd」を実行した。
追記(2020/03/09)
今日やったらAviSynthをインストールしろと言われた。
手持ちをインストールしたら64BIT版の方がいいよと言われた。
下からもらって来た。
https://github.com/pinterf/AviSynthPlus/releases
32BIT版、64BIT版が同梱されている。