今日食パンを食っていてパッケージを見たらこんな印刷があった。

6枚切りの1枚当たり162kcal。
「ご飯一杯のカロリーは?」で検索すると、ご飯1杯150gとして234kcalだという。
234 ÷ 162 = 1.44
なので1.44枚でご飯1杯分だ。
6枚入っているのでご飯4.17杯分。
この食パンは行きつけのスーパーでも1番安い部類で税込み106円。
ご飯1杯の値段に換算すると106 ÷ 4.17 = 25.4円だ。
一方のコメ5kgはコメ65gが茶わん1杯だそうで。
5000 ÷ 65 = 76.9杯
76.9杯 × 25.4円 = 1953円
コメ5kgが税込み1953円以下ならコメの方が安いことになる。
ところで、気付いててわざと触れてないのだが、コメはといで水を量って炊く時間も電気代やガス代も掛かるが、食パンは買ってきてすぐそのまま食える。
ま、トーストして食うこともあるから、その辺はコメに譲っておく。
小泉のせがれが2000円と息巻いているのはどうせ備蓄の古々米かそれ以下のコメだろうが、それとて食パンに勝てない。
コメは日本人の主食だから守る。
などと大嘘をついて、農家を補助金漬け、補助金中毒にして産業としての競争力を骨抜きにするのに血税を注ぎ込んで来た。
ただ大事な票田であるから飼い殺しにしているだけで、主食のはずのコメだけに限定しても自給率やっと100%。
このコメ不足から想像するに、自給率の数字すら統計上のごまかしだろう。
そのコメを減らすために補助金をばらまき、一方で防衛予算が年々1兆円ずつ増加しているのだから笑える。
農家に支払う補助金のために働き、アメリカ様から高く武器を買うために働き、その上高いコメを食わされる下級市民。
有能な官僚様のことだから有事にはコメでなく鉄砲玉でも煮て食う計画なのだろう。
莫大な予算をかけて国土を防衛しても、その国土で国民の大半は飢えて死に、生き残った者も多くは脚気で死ぬ。
無能な政治家と官僚が一切手を出さずに市場経済のなすがままに任せればこんなことにはならないだろうし少なくとも莫大な血税を浪費することはなく、生き金としてもっと有意義なことに使えるだろう。