人事院は22日、2007年に国家公務員法に基づく懲戒処分を受けた一般職国家公務員は計2597人(06年比1093人減)だったと発表した。
内訳は免職144人(同37人減)、停職115人(同37人減)、減給1186人(同539人減)、戒告1152人(同480人減)。
07年10月の日本郵政公社の民営化に伴い、例年は処分者の7~8割を占めた同公社職員が対象外となったことなどが大幅減の主な理由という。
07年9月までに処分を受けた郵政公社職員を除く処分数は625人(同206人減)。
(2008年5月22日19時38分 読売新聞)
不祥事を起こした役人の処分ほど小気味のいいニュースは無い。
本来は、不祥事自体にもっと怒らなければいけないんだろうが、あまりに不届きな役人が多いせいで、役人といえば不祥事というのがあたりまえになってしまって、半ばあきらめムードもあり、面白みも無くなって、適正に処分されていることを期待するくらいしかやることが無い。
だから、上のニュースも「ふふん」と思いながら、字面だけを追って次へ行こうとした。
そうしたらあなた、へたな漫才よりオチに切れがあるじゃあないか。つい、「ぷっ」と吹き出してしまった。
どこがオチかわかりますね。
>日本郵政公社の民営化に伴い、
>例年は処分者の7~8割を占めた同公社職員が
>対象外となったことなどが大幅減の主な理由
ってとこです。よっぽどどうしようもなかったんだねえ日本郵政。
ちなみに、画像は民営化前の郵政の処分者数の報道資料。
面白がって、pdfもDLしてあるけど、ま、普通の神経なら人前で「郵政」の関係者ですとはとても言い出だせない内容。非常に恥ずかしい集団であったことが明らか。何よりも、その処分の甘さは天下一です。
当然、民営化後は世間に誇れる企業に生まれ変わったわけですから、何の問題も無いですが…。
他人の過去を穿り返すのは楽しいので、詳しいリストは、ご希望があれば差し上げます。pdfファイルで7つ(^_^;)。