Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

破廉恥企業>東京急行電鉄

藤久だってTOKYUだ 東急の使用差し止め請求を棄却
2008年10月1日9時25分
 「TOKYU」といえば「東急」。他社の営業使用は混同するから認められない――。東京急行電鉄(東京都渋谷区)がこう主張して、宮城県石巻市の建設会社「藤久(とうきゅう)建設」に英語表記の使用の差し止めを求めた訴訟の判決で、東京地裁は30日、東急側の請求を棄却した。
 大鷹一郎裁判長は、広辞苑をひもといて、「とうきゅう」と同じ読みに「冬宮(ロシアの宮殿)」「等級」「投球」などがあると列挙。さらに、大分市には「東九興産」があり、盛岡市には「とうきゅう商事」がある――などと指摘して、「『とうきゅう』という呼び方で思い起こされるのは『東急』だけ」という東急側の主張を退けた。
 資本金約1200億円の大企業から突然、訴えを起こされた「藤久」の社員は「うちは石巻周辺でしかやってない、10人ぐらいしかいない会社。東急と競合関係もないのに、相手は何を考えているのか……」と困惑。「TOKYU」の表記はメールアドレスなどに使っているが、訴訟では「東急グループの企業と勘違いされたことはないし、間違いメールを受けたこともない」と反論していた。
 一方の東急は、「判決文を見ていないので、コメントできない」としている。(河原田慎一)
以上 asahi.com

東京急行電鉄という恐ろしく「やくざ」な鉄道会社の話だ。
しかも240万円要求したらしいから、この東京急行電鉄という会社、立派にやくざかも知れない。

以下、訴えられた藤久という会社の人のブログから引用。

>今年の正月に、家内があわてて私に封書を手渡しました。
>そこには「東京地裁」の名称がでかでかと
>大きく書いてありました。
>何だこれ?どうした?
>開けて見ると、訴状と関連書類が数多く同封されていました。
>12月27日付けで、訴状が出されており、
>正月に届くような気配りです。涙
>訴状要旨は
>TOKYU tokyu の使用をやめろ!
>今まで使用した分240万払え!
>というものでした。

しかも、東京急行電鉄さん、他にも小さな会社ばかりを相手にいっぱい同じような訴訟を起こしているらしい。信じられない破廉恥さだ。
さらに、大きな会社は一切訴えていないらしいこともこの人のブログからわかる。

>さて、東急では4年間に100件ほど、
>同様の訴訟をしているようです。
>被告人は全て、零細企業みたいです。
>なにせ、連絡なし(配達証明郵便とか、電話とか)、
>一切なしで、訴状が東京地裁から、
>配達証明つきで届くんですよ。(驚愕&汗)
>訴えられると、はっきり言うと、「びびります」
>「夜寝れなくなります」。
>大手は必要経費で顧問弁護士を雇っていますが、
>我々零細は弁護士費用も馬鹿になりません。
>裁判なんて、無関係の私です。
>それを解ってやっています。
>私達の弱いところを知っています。
>だからここ4年100件の訴訟は、全て和解しています。
>おそらく、自身に有利にそうさせているんです。
>なぜなら、トヨタ系列のtokyuさんを訴えていません。
>100億規模のtokyuさんを訴えていません。
>うちの、弁護士が上記のtokyuさん達へ、連絡確認したところ、
>そのような事実(訴訟や連絡)はないと言われました。
>とことんやるぜ!の会社には何もしていないことになります。
>つまり・・・・・・。
>弱いものいじめ!(表現変かな?)
>どんだけー!

鉄道会社ってのは公共の交通を担うものだから、国交省あたりがお咎めになったらいかがなもんでしょう。
あ、貴重な天下り先なので、何も言えんか。
デパートとかも経営してるから、神奈川や東京の方々、不買運動でもやったってくらさい。

それから、分かりきってることだけど、以下確認ね。
東急はホントは東京急行電鉄(とうきょうきゅうこうでんてつ)、全然TOKYUじゃねえし。
訴えられた会社はホントに藤久(とうきゅう)、まさにTOKYUだし、しかも創業者の名前に由来。

あと、参考までに、ググってみたら、1番はさすがに金にあかせて東急電鉄だけど、10番目と25番目にこのニュースへのリンクがリストアップされてしまう結果に。アホな訴訟しなきゃあこんな恥ずかしいリンクが表示されることも無かったのにね。20081002031854.gif

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Posted under: 社会


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