何年かぶりに、熱伝導グリスを購入した。AINEXのGS-03だ。
特に高級品でもなく、ベストセラーでもない、地味な製品だ。
今まで使ってたのはこんなやつ。
いつ、どこで買ったんだかわからない、当然、製品名もわからないしろものだ。自作を始めたばかりの頃に買ったものだ。一時、高級なグリスを使ってみた時期もあったが、じきに飽きてそれを使い切った後は、安くて量の多かったこればかりをなんのこだわりも無く使ってきた。それが、写真のように、そろそろ残り少なくなってきたのだった。
古いやつは、とろーっとした感じのとても塗りやすいものだったが、GS-03は硬い。とても塗り伸ばすのが大変だ。なので、米粒大を真ん中にくっつけてヒートシンクを押し付けるように装着して使ってみている。
それぞれのグリスを塗って、ts動画をMPEG-4 AVCにエンコードする処理を行った際の、CoreTempの吐いた温度変化のログをグラフにしてみたのが下の図だ。エンコードに要した時間は15分ほどだ。室温は26℃、CPUはINTEL Pentium Dual-Core E5200、使っているCPUクーラーはリテールだ。
新しいGS-03の方が2℃ほど低い結果となっている。
よくわからないが、そんなもんかな。
もっと高いグリスでなきゃそんなに差は出ないのかも。