2012年1月18日14時(日本時間)から、Wikipediaが「オンライン海賊行為禁止法(Stop Online Piracy Act:SOPAおよびPROTECT IP Act:PIPA)」への抗議としてサービスを24時間停止している。
困るネエ。
もちろんWikipediaにはいい加減な記述もあるから、絶対視しているわけではないけど、まずWikipediaをのぞいて、その記事を基準に裏を取っていくというルーチンが出来上がっているので、基点となるたたき台が止まってると困る。
面白かったのは、
世界最大のレジストラGo Daddyが大炎上、SOPA支持表明で
12月22日に、世界最大のレジストラであるGo DaddyがSOPAへの支持を公式に表明して炎上状態に陥りました。当初、「抗議活動は、あるようだが事業への影響は全く無い」と語っていましたが、わずか1日でSOPAへの支持撤回を表明しなければならない状態へと追い込まれてしまったようです。
たしかに、ドメインの移管って結構さっくりできて意思表示がしやすいよね。
サーバの移転とかよりもっと気軽にできちゃう。
だから、不買運動のターゲットにされたんだということらしい。
だが、もっと面白かったのはそれを見ていて「コソコソ」してた他の企業たち。
なぜWikipediaは停止するのか――SOPA抗議活動をひもとくによると、
この炎上の発生後に、SONY(ただしSONY Music Entertainment、Sony/ATV Music Publishing、SONY Music Nashvilleは賛同者リストに残っています)や任天堂が賛同者リストから外れました。その他にも、さまざまな組織が賛同リストから消えています。
なんか、笑える。
一ついえるのは、確かに裏でいろんな企業が暗躍しているには違いないけれども、ちゃんと下院の司法委員会で審議されてるのは、やはりアメリカだなと思う。
どこぞの国のように警察権力が裏でこそこそかぎまわって、そのさじ加減でゴニョゴニョっていう不透明感丸出しの対応とは雲泥の差がある。
未熟だとしか言いようがない。
して、その連中ときたら、やれ誤認逮捕だ不祥事だときて、ろくに責任も取らずに、自分たちは何をやらかしても1回頭下げれば「チャンチャン」てな具合で無罪放免だ。
腐ってるとしか言いようがない。