REALDRIVE nano BIGTIRE のリモコンをPICで作ってみた。
まずは、リモコンから出ている信号を調べてみたのが下の絵だ。
何か規則性があるのかとしばらく眺めていたが思いつかなかったので、たかだか16種類だからデータとして実装しちゃえばいいやということに決めた。
先頭の最も長い信号をリーダーとみて、その後の2ビットがチャンネル、最後の4ビットが車の操作を行っているらしいことは前回書いた。
それぞれの長さを測ってみるとこんな感じだったので、
基準になるTを425μsとして、とりあえず前進後進を交互に繰り返すようにプログラムして実行してみたら、ちゃんと動いた。
操舵も加えてみた。
プログラマブル・リモコンの写真。
パーツは、
PIC PIC12F1822、赤外線LED OSI5LA5113A、赤色LED、カーボン抵抗100~300Ω 2本、ミニブレッドボード BB-601、ピンヘッダ 2P、配線材少々
一番値の張るブレッドボード代(120円)込みでも総額230円だ。
何だかやけに音声にノイズが入るが、モーターから発生するのかなあ。
そう思ってあらためて確認すると、モーター周りにコンデンサとか全然入ってない。
追記(2014/05/03)
上の動画を撮影してみて前輪がおかしいのに気づき、その修理とかをしていたので話が前後するが、リモコンの回路図とプログラムを貼っておく。
REALDRIVE nano IR Con ChC
REALDRIVEnanoIRConChC (114 ダウンロード )
チャンネルは手持ちのものがCチャンネルなのでその設定になっている。
157~160行を変更することで他のチャンネルにも対応できると思われるが、推測の域を出ない未確認事項だ。
実際の操作はmain()の中のwhile(1)内を見れば分かると思う。
操作コードはwhile()の上にコメント行にして書いてある。
そのまま実行するとこんな風に走るはず。
ライン・トレース・カーとか赤外線リモコンで操縦できる車とか
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