0.5mmピッチ64ピンの PIC32MX470F512H-I/PT を秋月の変換基板にハンダ付けした。
PIC32MX470F512H-I/PT は、かれこれ5ヶ月も前にMicrochipからもらったサンプルだ。
もとはと言えばPIC24FJ64GB002がボッタクリ価格で共立エレショップでしか手に入らず、ならばサンプルでもらおうと考えて、そのついでにもらった高性能PICだ。
ここでの主役は以下の2つ。
上は無料、下は100円だ。
PIC32MX470F512H-I/PT
0.5mmピッチ 64ピン 変換基板
0.5mmピッチのQFPのハンダ付けは初めてのことだ。
位置合わせをきっちりやって、PICをマスキング・テープで変換基板に止め、
その変換基板をやはりマスキング・テープで工作用の板に張り付ける。
PICの位置がずれてしまったらたぶんやり直しは効かないので、最初の1辺のハンダ付けは慎重に行う。
板は、ルーペとライトの下にこのように置く。
プリント基板用フラックス 無洗浄RMA BS-75Bをたっぷり塗ってからハンダを溶かして、ハンダこてでピンと基板の境目をゆっくりなぞるようにして熱していく。
ハンダが冷めたらPICの位置を確認してからマスキング・テープをはがし、別の位置に貼りなおしては残りの3辺も同様にハンダ付けしていく。
1辺目の最初はハンダの量が少なすぎたので、ハンダを足して2度目を行ったら、今度は多すぎて、3分の1くらいがブリッジした。
ハンダ吸い取り線 CP-3015でブリッジした部分のハンダを取り除いた。
残りの3辺をやっても、コツをつかんでちょうどいい量を1回で決めるというところまで上達することは結局出来なかった。
ならば、せめて接触不良は防ぐべく、ブリッジ上等のつもりで多めに溶かして、あとで吸い取り線で吸い取るつもりの方がいいと思う。
仕方が無かろう、技術が無いのだから…。
ちなみに、ハンダこてはHAKKO Dash N454という普通のもの、こて先も標準のものだ。
これが4辺とも完了した直後の写真だ。
フラックスたっぷりなので、ベトベトになっているのがわかる。
フラックスを拭ってきれいにしたのが下の写真だ。
3辺はちゃんとした位置にピンが来ているが、残りの1辺のピンのうちの3分の1ほどが微妙にずれているのは、コテを当てすぎてピンが曲がったからだと思う。
コテがピンに触れてはいけない。
ずれといってもわずかなので、見た目では問題なさそうだが、動作はどうかな。
動作確認ができたらまた書く。
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