電源と言えば最近はPIC関係の話の中でしか出てこなかったが、ちょっと前までは決まってATX電源のことを指す言葉だった。
で、今回はそのATX電源のお話。
と言うのも、昨日の深夜、急にP8Bあたりからカラカラ音がし始めて、どうやらATX電源(Ever Green SilentKing Retro 350W)のファンが発生源のようだった。
基本的な対応として、掃除機でのホコリ取り、分解して羽根のクリーニングというところだが、それでは改善しなかった。
音の感じからすれば、ベアリングだか軸受けだか、いずれにしても回転部分の物理的な磨耗や変形が原因だろうと思われる。
ちょっと自分で意外だったのは、この電源は一度も分解掃除したことが無いようだったことだ。
よくよく調べてみたらこの Ever Green SilentKing Retro 350W は、2009年4月29日と2009年6月4日に買った2台のうちのどちらかだということがわかった。
5年以上も使い続けていることにも感心したが、350Wという低容量だったことにも驚いた。
当時一緒に購入したCPUもマザーボードも、とっくに次世代に取って代わられているのに、電源だけはそのまま使い続けているわけだ。
確か、電源は必ず1台は予備にストックしてあるはずだったので、探してみると、同じ Ever Green SilentKing Retro 350W の片割れがクローゼットの奥から発見された。
コンセントに接続して、PS_ON を COM に接続してATX電源を単独で起動すると、
こちらは異音がするなどの問題は無いようだったので、異音を発生している方の Ever Green SilentKing Retro 350W と交換した。
これで、一応は問題解決だが、ストックはファンから異音のする電源となってしまったので、ここで対処しておかなければ、また忘れた頃にトラブルが発生して、そのとき自分が困ることになる。
容量が容量だし、5年以上も使っていることを考慮すると、新しい電源を買った方がいいかもだが、この円安では、何かを買う気に全くならない。
事実、HDDもSSDもメモリーも増強したいのだが、円高の頃の価格を知っているだけに、あまりにもバカバカしくて、一向に財布を開く気にならない。