Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

DesignSpark PCB viaの打ち方

DesignSpark PCB関連の記事一覧はこちらから。
viaを打つんだから「V」かなとか思ったが、レイヤー(Layer)を変更することと同値なので「L」を入力すれば勝手にviaを打ってくれるのだった。
以下、未配線の部分をviaを打って配線してみる覚書き。
dspcb_via_01
viaを打ちたいところまでは通常通り配線して左クリックで位置決めする。
dspcb_via_02
その後「L」を入力するとレイヤーを変更する窓が開くので「OK」をクリックする。
dspcb_via_03
その場所に自動的にviaが打たれる。
以後、変更したレイヤーに配線することになる。
dspcb_via_04
続けて配線を引っ張り、次にviaを打ちたい場所で左クリックして位置決めする。
dspcb_via_05
「L」を入力すると再びレイヤーを変更する窓が開くので「OK」をクリックする。
dspcb_via_06
viaが打たれて、元のレイヤーに戻るので続きを配線すれば完了。
dspcb_via_07

ちなみに、Design TechnologyでBottom CopperをNo Tracksにしておいても以上の方法が使える。
dspcb_via_08
Minimum Tracksに設定しても自動配線で結構裏(表?)配線してしまうし、viaもこれでもかと言うほど打ってくれるので、これらを禁止の設定下で自動配線し、配線できなくてエラーになったものだけ手動でviaを打つのがいいような気がしている。
実は両面基板でなく片面基板にジャンパー線という工程で作成する場合でも全く同じ手法でいける。
この方法でviaが4個で済んだもの。
dspcb_via_09
これを自動で配線させると、一番少なくするように設定してもいきなり9個に増える。
dspcb_via_10
配線が無理に遠回りしないからこの方がいいかもという気もするし、それでもviaを打つのは面倒だという気もする。

あと、パッドのレイヤーのプロパティーが[All]になっていると、スルーホールっぽく扱われてviaのかわりに裏表の配線のつなぎに使われる場合がある。
部品を取り付けるときに裏表両方ともハンダ付けできるものならピンを通して裏表が導通するからいいが、ピンヘッダとかピンソケットのように表面にはハンダ付けできないものの場合は裏表はつながらない可能性があるので、うっかりそのままだとあとで面倒なことになる。
dspcb_via_12

このエントリーをはてなブックマークに追加

Posted under: DesignSpark PCB


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.