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viaを打つんだから「V」かなとか思ったが、レイヤー(Layer)を変更することと同値なので「L」を入力すれば勝手にviaを打ってくれるのだった。
以下、未配線の部分をviaを打って配線してみる覚書き。
viaを打ちたいところまでは通常通り配線して左クリックで位置決めする。
その後「L」を入力するとレイヤーを変更する窓が開くので「OK」をクリックする。
その場所に自動的にviaが打たれる。
以後、変更したレイヤーに配線することになる。
続けて配線を引っ張り、次にviaを打ちたい場所で左クリックして位置決めする。
「L」を入力すると再びレイヤーを変更する窓が開くので「OK」をクリックする。
viaが打たれて、元のレイヤーに戻るので続きを配線すれば完了。
ちなみに、Design TechnologyでBottom CopperをNo Tracksにしておいても以上の方法が使える。
Minimum Tracksに設定しても自動配線で結構裏(表?)配線してしまうし、viaもこれでもかと言うほど打ってくれるので、これらを禁止の設定下で自動配線し、配線できなくてエラーになったものだけ手動でviaを打つのがいいような気がしている。
実は両面基板でなく片面基板にジャンパー線という工程で作成する場合でも全く同じ手法でいける。
この方法でviaが4個で済んだもの。
これを自動で配線させると、一番少なくするように設定してもいきなり9個に増える。
配線が無理に遠回りしないからこの方がいいかもという気もするし、それでもviaを打つのは面倒だという気もする。
あと、パッドのレイヤーのプロパティーが[All]になっていると、スルーホールっぽく扱われてviaのかわりに裏表の配線のつなぎに使われる場合がある。
部品を取り付けるときに裏表両方ともハンダ付けできるものならピンを通して裏表が導通するからいいが、ピンヘッダとかピンソケットのように表面にはハンダ付けできないものの場合は裏表はつながらない可能性があるので、うっかりそのままだとあとで面倒なことになる。