Sahara's WebLog

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ESP8266モジュール(ESP-WROOM-02)を試す その4 Arduino IDE

Arduino IDEにあるESP8266のExamplesを試す。
Arduino IEDを真面目に使い始めたのは2015/12/13から、ESP8266は2015/12/11から。
つまり、初心者の右往左往の記録だ。
しかも、この初心者、あきらめだけはめっぽう素早い。

個人的にはArduino IDEがあまり好きじゃない。
真面目に使った経験が無いからだけど。
だが、ESP8266の開発環境として使うことが出来るようなので試してみる。
まず、Arduino IDEをインストールするが、この手順はどこにでも書かれているので省略する。

追記(2016/01/21)
何だか、Arduinoってのは2つに分裂したと小耳に挟んだ気はしていたが、よく知らなかった。
混乱するので、情報源の確認をしておく。
基本はhttp://www.esp8266.com/にあると思う。
理由は、未確認ながら、ESP8266関連の最大のフォーラムだと思うから。
ここから、 githubのプロジェクトへのリンク(https://github.com/esp8266/Arduino)が貼られていたので、ここの記述にしたがって準備していった。
Arduino IDEの入手先としてはhttp://www.arduino.cc/en/main/softwareへのリンクが張られていた。
いきおい、org(Arduino Srl)でなくcc(Arduino LLC)からArduino IDEを調達するということになる。
両方にArduino IDEが存在するんだが、orgの方は試していない。
使えるのかどうかも分からない。
つまり、Arduino LLCの方のArduino IDEをここでは使う。
追記ここまで

日本語表示になっているが英語の情報の方が多いと思われる環境を試す時は英語表示にしておく方が便利なので英語表示にしておく。
このへんは個人の好みの問題かも。
esp8266_arduino_inst_00
esp8266_arduino_inst_01
ESP8266環境への準備はここからだ。
GitHub内のESP8266 Community ForumからESP8266 core for Arduinoへ入って、ここ(https://github.com/esp8266/Arduino)の説明に従う。
上で英語環境に変えてたときと同じ窓を出すのだが、今度は、
File > Preferences > Settings
とたどって、
Additional Boards Manager URLs:

http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json
を追加して[OK]をkリックする。
esp8266_arduino_inst_02
Tools > Board > Board Manager
とたどって、
esp8266_arduino_inst_03
開く窓で
esp8266 by ESP8266 Community
を選んで[Install]をクリックする。
esp8266_arduino_inst_04
待つ。
esp8266_arduino_inst_05
完了する。
esp8266_arduino_inst_06
Tools > Board
からESP8266のモジュールを選ぶ。
直前までNodeMCUを入れて遊んでたので、NodeMCU 0.9(ESP-12 Module)にしてみた。
esp8266_arduino_inst_07


File > Examples > ESP8266WebServer > SimpleAuthentification を試してみる。
esp8266_arduino_inst_08
この部分だけ、自分の環境に合わせて変更する。
esp8266_arduino_inst_09
書き込んで、アクセスすると、ちゃんと表示される。
esp8266_arduino_inst_10
esp8266_arduino_inst_11
あっけないくらい簡単だ。


さて、あとは、どの環境で行くか、と、どこまで踏み込むかだな。

IDEの機能の豊富さからするとそもそもESP8266用なのでESPlorerの勝ちだ。
てか、そもそものArduino IDEが手を抜きすぎなんだけど。
ところが、開発言語のLuaの方は、ちょっとまだなじみが無いって感じでとっつきにくい。
その点はArduino環境の方にアドバンテージがある(※)。

Forumをのぞいてみた感じだと、Lua系はすぐに使えるサンプルも多く、一歩先の話をしている感じがする。
Arduino IDE環境を使おう系の方はまだ試みの途中の段階という感じと、Arduinoユーザーの質問コーナー的になってる感じがした。

いずれにしても、うちの中にWi-Fi環境が整ってる前提で言えば、WFoT(Wi-Fi of Things)とでも言える環境が数百円で、簡単に作れる。
うち中のさまざまなON/OFFをスマホから管理できる。
PIC24FJ64GB002+Bluetoothドングル+Android Device」あたりで、PIC24FJ64GB002+Bluetoothドングルで試したけど、結局、中身が良く見えないうえに割高で、そのまま放置されてたことが別のモジュールで格安に復活できるわけだ。

※追記
10日経った2015/12/23現在、Arduino IDE環境でしか使っていない。
2016/01/22現在、やはりArduino IDE環境で使っており、Luaに移行する可能性は無い。

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