若干心配したのは、SSOPの20ピンと、線間0.25mm、線幅0.25mmを勢いで入れ込んだこの基板だ。
全く問題ないようだ。
4枚ほどエッチングしたが、気になるSSOPの基板から仕上げることにする。
その他は別の記事で書く。
元は「PIC16F1827 + 2381B(7 seg x 3 LED) で電圧計」に書いてあったもので、16Vまで計れるように改良してある。
測定レンジを広げる関係からピン数が必要になったので、結局、PICマイコン PIC16F1827T-I/SSを使った。
それはいいんだが、フットプリントの選択で大きなミスをしたことにエッチングが済んでから気付いた。
言い訳をする。
KiCadでSSOPの20ピンのフットプリントを探すときの事だ。
Housings_SSOPから選ぶと、
2種類あって、正しいのは5.3×7.2mmの方だ。
ところが、SMD_Packagesから選ぶと、
SSOP-20だけしかない。
これ、選ぶ時にはサイズが表示されていないが、実は4.4×6.5mmの方だったのだ。
なのに、疑いもせずこの手順で持ってきたフットパターンを使って基板を作ってしまった。
下のように、だいぶ違いがあって、正しいのは左側だ。
もうあきらめて作り直そうかとも思ったが、結局、ピンを曲げてチップの下側へ折り込んで、むりやりハンダ付けしてしまった。
下の写真が、出来上がりから7セグLEDを取り外した状態だ。
ダメかなあと思ったが、意外に何事も無く、あっさり動いてしまった。
一応、こういうのを目標にしてはいるが、サイズは42x30mmで、到底かなわない。
サイズを競うなら、最低でも両面基板にして、7セグLEDの裏へ配置しなければだめだ。
測定レンジは、分圧抵抗に誤差が無いと仮定すれば16.3V程度まで自動で切り替わる。
ただし、これのように電源を測定対象から得るような芸当は出来ない。