ESP8266の初期設定である74880baudで通信できるもの、あるいはその設定が容易にできるもの、を探してみるというお話。
有名どころはTeraterm、別にこれでいいじゃんという話になるんだけどねえ。
74880baudに設定する方法が若干面倒だ。
設定窓の数値欄に直接キー入力するか、マクロで74880baudに設定する。
マイクロテクニカ製品サポートFAQに紹介されていたもの。
Serial Communicator 2.0.0.3
(1)で設定し、(2)のConnectをクリックすると、(3)に表示される。
シンプルでいいのだが、74880baudに設定する方法がわからなかった。
RealTime Serial Capture Program 2.0.0.70
(1)のPortを開き、(2)で設定し、(3)のOpenをクリックすると、(4)に表示される。
高機能なようで、逆に若干煩雑だ。
Baudのメニューに74880baudは無かったが手動で数値を打ち込んだらモニタできた。
CoolTerm 1.4.6
一番シンプルだ。
(1)で設定し、(2)のConnectをクリックすると、(3)に表示される。
だが、74880baudに設定する方法がわからなかった。
Poderosa
タブに複数の接続を表示でき、窓も分割できるので、上のように1度に複数の接続をチェックできる。
これはユニークで非常に便利な機能だ。
今のところ一押し。
プルダウンから74880baudの設定ができないことと、分割された窓のどれにどの接続が表示されているのかわかりにくいのが難点。
ただ、それぞれの接続へのショートカットを保存できるので、それをテキスト・エディタ開いてボーレートの数値を書き換えたら変更できた。
次回起動時に、設定が保存されており、さらに設定ファイルからも容易に読み込めるので、ボーレートの件は全く支障とならない。
ポート番号とボーレートをファイル名にして設定ファイルを保存しておけば、接続時にいちいち設定するより簡単だ。
追記(2016/10/07)
Poderosaを追加。