Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

Windows10 Anniversary Update後にTeraTermのMacroが実行できなくなった。

Windows10 Pro 64BIT 1607 14393.0 + TeraTerm 4.84 and 4.92 でのトラブルだ。

ESP8266の起動時の設定で、シリアル通信のボー・レイトが74800baudという珍しい設定になっている。
モニターするのにいちいち面倒なので、スケッチの設定も74880baudにしていたりするのだが、通信ソフトでは設定メニューに出てこない値だったりする。
TeraTermで、直接キー入力できることを知らずに、マクロで指定していたのだが、も同様で、マクロで明示的に指定する必要があるが、以前は実行できていたマクロが実行できなくなった。
teraterm_macro_err_01
エラーメッセージをいろいろ調べたが、結局どうすれば実行できるのか全く分からなかった。
しばらくさまよって、Winidows10 Anniversary Update 後にエラーが出るようになったという記述を見つけた。
14393.105になったら正常に戻ったとも書いてある。
Macro issue WIN10 Anniversary buiild
まさにうちと同じ状況だ。
早速、自動アップデートの設定を有効にして、アップデートしてみた。
Windows10 Pro 64BIT 1607 14393.00 –> 14393.222
となった。
もう一度TeraTermでマクロを実行してみると、問題なく実行された。
なお、このアップデートの所要時間は、設定を解除してアップデートを開始したのが 16:40、すべてが済んで再起動して、再びログインできたのが 17:58、ということなので、約1時間20分だった。

これで、「Windows10でエクスプローラーが暴走しまくるのでTablacus Explorerを使ってみる」についで、Windows10に関するトラブルの2件目ということになる。
ちなみに、エクスプローラーの暴走も、起こらなくなったようだ。
以前は、フォルダをコピーしただけで上がっていたCPUの占有率も、ほとんど変化しなかった。

どっちも、大したものではないが。一応覚書きだ。

追記(2016/10/06)
後で気づいたんだが、このアップデートって「『Homeユーザーは、ごちゃごちゃ言ってねえで13824円払えよ。』 by Microsoft」で書いた、KB3194496、Build 14393.222 そのものだった。
トラブルが出ない環境では出ないんだな、当たり前だけど。
もちろん、Macriumでバックアップを取ってからの更新なので、トラブルが出ても、少なくとも以前の状態には戻せる。
そもそも、そういう隙さえ与えずに勝手に毒を盛るMicrosoftの姿勢が問題なわけだが。
追記(2016/10/13)
自動アップデートの無効を解除し、手動で Windows Update を行って、1607、14393.321 になった。
久しぶりにエクスプローラーを試してみたら、やはり暴走する。
まあ、1年や2年じゃまともにはならないだろう。
それこそが、我らのMicrosoftの真実。
ちなみに、表題のTeraTermの件は、その後問題は出ていない。

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Posted under: Windows10 Pro 64BIT


2 comments

  • いわもと こういち on 2016年10月6日 at 8:01 PM said:

    Reply

    本題ではないのですが、

    > TeraTermでも同様で、マクロで明示的に指定する必要があるが、

    シリアルポートの速度設定部分はコンボボックスなので、メニューで選ぶ他に値をキーボードで直接入力する事も可能です。

    • ありがとうございます。
      RealTermでは迷わずキー入力したんですが、TeraTermではなぜかマクロに気を取られてしまって、やってみませんでした。
      灯台下暗しってやつですね。

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