DELLの1907FPというモニターの電源ボタンが調子悪い。
電源が切れない、入らない。
ボタンのクリック感が無い。
このブログに一番最初に登場するのが2010年6月8日で、「そろそろワイドモニタに換えようかなと思いはじめている。」という書き出しなので、それ以前から使っていることになる。
「ワイドモニタ検討中」
最低でも、かれこれ8年以上になるか。
ボタンだけのことならと、分解してみた。
こういう風に、前面の黒枠が外れる。
ネジ留めでなく、はめ込みなので、丁寧にかつ大胆にやる。
100均で買ったこういうプラスチック製のヘラが、相手に無理な力がかかるのを防いでくれて便利だ。
外した黒い枠の中に電源や設定用のボタンとその回路がはめ込まれている。
ボタン側はこうなっている。
赤丸部分がタクトスイッチに当たるようになっているが、電源スイッチだけは、LEDを入れる関係で他と違う構造になっている。
そもそも、このパーツが黒い枠から外れかかっているように見える。
直接タクトスイッチを押すとちゃんとクリック感もあって、電源もON/OFF出来るのに、組み立てるとダメだ。
結局何がどう悪いのか良く分からなかったので、面倒になって、この状態で使うことにした。
つまり、樹脂製の外装無し、液晶モジュールを覆う金属の枠のままむき出しで使うということだ。
追記
ボタンが押しにくいので、秋月で買ったタクトスイッチ(10円)を亀の子状態で半田付けした。
サイズは合わないが、足を適当に曲げて基板上のパターンに合わせた。
足4本とも半田付けすれば、そこそこ実用に耐えるだけの強度は保てるだろう。
壊れたら壊れたで、この基板だけを自作するなら、そう難しくもないと思うし。
とりあえず、両面テープで仮止めして、様子を見る。
ちなみに、ボタンが曲がってると電源ボタンとして機能しないというような記事をいくつか見掛けた。
うちのと同じ原因で、ボタン部分が外れてしまったんだろうなあと想像できる。
安いが耐久性は考慮されていない製品だったということ。