「3Dプリンター TEVO Tarantula 58 – LEDライト分解用のパーツ –」
100均で買ったLEDの9個ついた手持ちのライトがある。
直径25mm、高さ85mm程度のアルミの円柱だ。
100均のLEDライトはいろいろ買ったが、結局これが一番重宝し必需品となっている。
ところが、スイッチを入れても点灯したりしなかったり、点灯しても暗かったりという症状になった。
途中の回路の接触が悪いのだと思って調べた結果、どうもこの部分に入っているスイッチが原因らしいとわかった。
分解しないと詳細はわからない。
下の写真が分解した後のものだ。
ボタン部分のカバーのゴムだけ写っていない。
BをCを取り付け、CをDにはめ込み、DをAにはめ込んである。
A-Dがめっぽう固くはめ込まれていてびくともしないので、これを取り外すための下のようなパーツを3Dプリンターで作った。
外した後の写真なのであまり良く分からないかもしれないが、下の写真の順に合わせてから万力に挟んで締め上げるとDが抜ける。
万力でEが押し込まれてDを右へ押すが、AはFと万力で固定されているのでDだけが動いてAから抜けるという仕組み。
こういう、完全な1点もの、しかも、使い捨てだが目的のためには必須なアイテムという場合、3Dプリンターの真骨頂と言えると思う。
今回作ったパーツがなければ、隙間にドライバーでも差し込んでこじ開けるくらいしか手はない。
確実にパーツに傷が付き、場合によっては壊れて再生不能になる可能性もある。
肝心のスイッチは中のパーツがずれていたのを直した。
ONのたびに抵抗値が変動する不安定さだったが、組直し後は必ずコンマ1桁の値を示すようになって修理完了だ。
追記(2018/06/08)
どうも接触が悪い気がしたので(B)(C)をハンダ付けした。
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