よくあるモバイル・バッテリーを電源に使うという手もあるが、短時間とはいえ野外に放置するつもりなので、安い鉛蓄電池を使ってみることにした。
バッテリーは秋月で買ったWP4-6を使う。
6Vを直につないでも特に問題なく動いているOrange Pi Zeroだが、ちょっと乱暴かなとも思うし、ちょうど手持ちに良さげなレギュレーターがあったので、それで降圧することにした。
秋月で買ったNJM2396F05を使う。
6Vを5Vになので、低ドロップタイプのレギュレータを使うが、5Vで電流をそこそこ取りたいとなると、秋月ではNJM2845DL1-05かNJM2396F05になると思う。
ブレッド・ボード上でのテストではNJM2845DL1-05があまり安定しなかったのでNJM2396F05にすることにした。
ちゃんとハンダ付けすれば問題無かったのかもしれないが試してない。
いずれにしてもプリント基板を作るほどの回路ではないので、本当に久しぶりにユニバーサル基板を使った。
裏側があまりきれいでないのは、プリント基板ばかり使ってて不器用になったからではなく、ユニバーサル基板を使いまわしたから。
ちなみに、KiCadの3D Viewを見ながら配線すれば配線ミスも防げる。
結局、バッテリーを重しにして安定させ、下のように組んでみた。
3Dプリンターで作ったのは以下のようなパーツだ。
一応、簡単なボール・ジョイントのようなものをつけてカメラの向きを自在に変えられるようになっている。
ちなみに、OPiの入っているケースとボール部分は接着した。
一体にしてプリントし直しても良かったが、グリグリやっても取れることなくちゃんと接着されているようなので、当面はこのまま使うことにした。
3Dプリンターで出力した物どうしが接着で強度を保てるなら、作れるものの幅も広がるのわけで、試してみる価値はあると思う。
追記(2018/03/31)
ボール・ジョイントの部分が緩くなってきたので、下のようなパーツを追加した。
使っているうちにすり減ったというよりは、ジョイント部分が開いた感じになっている。
下の写真で白いフィラメントで出来ている部分だ。
ジョイント部分をネジで絞めつけてボールの動きの硬さを調節する。