某掲示板で話題になってたので、自分にもできるかと思ってやってみた。
KiCad 4.0.7
Libre Office Calc 5.1.6.2
適当にZoneを作ってからその中にCutout Areaを作成する。
あとで編集するので、分かりやすいように外側は四角形、Cutout Areaは三角形にした。
上の絵は見やすいようにFillしてあるが、ここでは必要ない。
というより、編集時に迷うだけなので逆にFillしない方が良い。
保存する。
一方で表計算ソフトを使って円周上の座標を計算させておく。
高校(?)で習う例の三角関数の式だ。
半径の異なる2つの同心円のデータを作って、座標の前後に「(xy」と「)」を付けておけばいい。
テキストエディタでkicad_pcbを開く。
4つの座標が並んでいる部分が四角形なので外側だ。
これを表計算ソフトで作った半径の大きな方の円の物と置き換える。
座標が3つの方は小さい円と置き換える。
KiCadに戻って読み込めば出来上がり。
半径は表計算ソフトで変更できるようにしてある。
もちろん中心の位置も変更可能だが、KiCad上でどうにでもなるので特に考慮しない。
追記
後で調べたら「ドーナツ型」は立体なので間違い。
「円環」「Annulus」が本当。
でも「ドーナツ型」の方が断然通りが良いのでそのままにする。
参考
https://forum.kicad.info/t/how-to-create-a-circle-fcu-on-pcb-with-hole/4887
これを読むと、テキストエディタで(layer F.SilkS)を(layer F.Cu)に書き換えるような方法も紹介されていた。
だがやってみると、私の環境では叱られてしまった。