PIC16F1シリーズの番号部分が5桁のチップはちょっと話題になったことがある。
安くて高機能ということだったと思う。
でも、PIC32ばかり使っていたので、すっかり試してみる機会を逃していた、というか忘れてた。
某掲示板でMCCの吐くコードの不具合を書いてる人がいて、それについては以下に書いた。
「MPLAB XC8 Compiler v2.00 と MPLAB Code Configurator v3.65 で割り込み処理にコンパイルエラー」
で、その不具合を自分の環境で再現してみたときに、使ったのがPIC16F18857だ。
なぜかというと、掲示板に書いてた人が使ってたのがPIC16F18857だったから。
再現するときは、手持ちにあるなら同じマイコンを使うのがいい。
PICは多品種多機能なので、同じ型番を使って再現することが特に重要になる場合が多い。
上にも書いたように忘れてたので、持ってるかどうかも当然忘れてたが、調べたら6個も持ってた。
しかも全部SOICパッケージ。
何に使うつもりだったんだろう。
とりあえず1つを変換基板に取り付けた。
「PIC32MM0064GPL028 – Lチカ用の回路の準備。 –」でやったように少し浮かせてハンダ付けする。
変換基板はeBayで買った送料込み1枚30円のやつだ。
ブレッドボードに載せて最低限の回路でLEDを2個チカチカさせてみる。
環境
MPLAB X IDE v5.05
MPLAB Code Configurator v3.65
XC8 v2.00
Generateする。
MCCの出力したファイルに以下の部分を追加する。
C99のままコンパイルするとエラーが出るので、以下の部分を変更する必要がある。
もちろんC90でコンパイルすればエラーは出ないので変更する必要はない。