Oculus Rift HMD 用ヘッド・クーラーを作ってみた。
要するにRiftを使用中に頭を冷やすためのもの。
全体の写真はこんな感じ。
秋月で買った5V 0.05A 25mm角のDCファンを2台、3.7Vの18650(「ダイソーのモバイルバッテリーが手に入ったので改造」)で直接駆動している。
5Vに3.7Vなので、風が弱すぎかなという気もしたが、装着してみても強弱感が良くわからない。
消費電流に関しては、0.2Aというファンを注文はしておいたが、電圧に関してはステップ・アップ・コンバータで5Vにするとかが一応検討対象ではある。
白い部分が3Dプリンターで作ったマウンター本体だ。
(A)にバッテリーをはめ込み、(B)にファンをホット・ボンドで貼り付け、(C)にRiftのHMDの頭部のベルトを通す。
ベルトの部分全体が面ファスナーだとばかり思って作成したのだが、面ファスナーはベルトの先の一部だけだった。
そのため、作成したマウンターのすわりが予想に反して悪い。
この点は改良が必要だ。
(C)をぎりぎりまで狭く、全体のベルト方向の幅を増すことになると思う。
にしても、写真を撮っていまさらながら驚いたのは、HMDの黒い部分全体に赤外線LEDが埋め込まれているんだなあということ。
電子の目で見るとほぼ全面に赤外線の光が点灯しているのが見えた。
逆に言えば、HMDの本体部分に何かを取り付けるってわけにはいかず、今回試したように、ベルト部分に装着するしかないということになる。
「Oculus Rift HMD 用ヘッド・クーラー プロトタイプ2」へ続く。
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