https://automeris.io/WebPlotDigitizer/
画像やPDFで提供されているグラフがある。
このグラフを数値化する手伝いをしてくれるのがWebPlotDigitizerだ。
機能はいろいろあるようだが、私の場合はグラフ上の点をプロットとしてピックアップして、その点のデータを数値でCSVファイルに出力するのに使う。
そのCSVをLibreOffice Calcで改めてグラフ化する。
手順の説明に使うグラフの元ネタはこれ。
開いてキャプチャして画像として保存しておく。
https://automeris.io/WebPlotDigitizer/へ行く。
グラフの種類を選ぶが、ここではX軸Y軸の2Dグラフだ。
X軸上、Y軸上の値の分かっている各2点ずつを、赤い番号の順にクリックするようにと書いてある。
[Proceed]をクリックすると作業に入る。
あとで微調整できるので、大体の位置をクリックすればいい。
選んだ4点を1点ずつクリックしてから矢印キーを使って微調整できると書いてある。
済んだら[Complete!]をクリックする。
4点の座標を入力する。
この段階になると画面上にボタンが増えるが、私の場合は[Add Point (a)]の状態でグラフ上の点をマウスでクリックしていく。
この際も点の位置は矢印キーで微調整できる。
適当な数の点をクリック・微調整し終えたら[View Data]をクリックする。
[Download .CSV]をクリックすればCSVファイルとしてプロットのデータを保存できる。
あとはCSVのデータを煮るなり焼くなり好きにできる。
私の場合は、ここで使った例のようにグラフ内にいろいろごちゃごちゃ書き込んであったり色が派手な場合などに、シンプルなグラフに出来るので気に入って使っている。