Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

100均 クリップ付きLEDライト 改造

「ミニクリップライト」とか「ポイントライトLED」とかいう名前で売られているライトを改造した。
実は当初ミスをしたためにオリジナルのLEDはお亡くなりになり、後に気づいて修正することになるが、そのままの経過を書く。

改造したのとは色違いだが、こんなのだ。
20140710171922
LEDの向きを自在に変えられて便利だが、ボタン電池なのですぐに点かなくなって不経済だ。
そこで、配線を引き出して外部から電源を取れるように手を加えることにした。

本来はこういうパーツで構成されている。
20140710172026

回路としてはこういう風につながっているので
20140710172056
赤丸の2ヶ所を電源と接続すればいいことになる。
電源はLR44を3つ直列なので4.5Vだ。
新たな電源はニッケル水素電池を直列に4本とすることにした。
20140710172026-2
側面に穴をあけて線を引き出し、ピンヘッダで作った端子を取り付けた。
20140710172319
ちなみに、2組点灯させて電流を測定すると210mA程度となった(この時点で、パルス駆動でもないのに100mA以上流していて、それでも間違いには気づいていない)。
20140710195618
もともとの電源であるLR44は120mAh程度なので1時間程度の持ちだったことなる。
仮に単4のニッケル水素電池で駆動するとして、750mAh程度なので3時間半と3倍以上の時間になり、充電池なのでコスト的にも格安となる。

この後しばらくしてLEDはお亡くなりになった。

以下、間違いに気づいてからの手直しに関する記述が続く。

間違いは、ボタン電池は比較的内部抵抗が大きく、それほど大きな電流を流せないらしいという点を無視していたこと。
ホント、いい加減なので、この記事の真似でもしてみようとお考えの奇特な方は、ご自分で事実関係をご確認の上、くれぐれも自己責任でどうぞ。
なので、100均のこのLEDライトには抵抗らしきものは組み込まれていないが、電源をボタン電池以外にするなら、電流制限抵抗が必須らしい。
結構Lチカで遊んでて、ブレッドボード上でLEDを光らせるときは必ず抵抗をはさんでいる(しかも圧倒的にパルス駆動の場合が多い)のに、どうしたわけかそういう注意を怠ったために失敗した。
で、気を取り直してLEDを手持ちのものと付け替えて、今度は抵抗を入れて作り直した。
20140710210344
電流制限抵抗の値は、順方向電圧3V、電源電圧5V、LED電流30mAと仮定して計算した。
手持ちのLED自体が何かをばらした際に取り外した仕様の不明なジャンクなパーツなので、計算にもそこらで見かけたそれらしい値を使っている。
計算上は67Ωとなるが、手持ちに無いので一番値の近い100Ωを付けることにした。
20140710225408
今度は、2つで33mA、1つは約17mAと妥当な値になっている。
単4なら2つ点灯させても1日くらいもつ計算になる。
もともとオリジナルは何アンペア流してたんだろうな。
一番最初に測定して確認しておくべき点が依然として置き去りのまま改造工作は終了だ。

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Posted under: Hardware その他


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