初めて両面基板で試してみた。
こんなのを両面にマスキング・テープで貼り付けて

ラミネーターに通したのだが、1度目で出てきたとたんにもう失敗ってわかった。


原因は、転写紙のつるつる面にマスキング・テープの粘着力がまったく効かなかったこと。
貼った時に分りそうなもんだがな。
仕方ないので、ブレークリーンを吹いてひたひたにしてから、

ティッシュでひと拭き。

ティッシュをたたみ直して裏で拭えば残りのトナーも取れてきれいになる。
裏面もブレークリーンでひたひたにしてから、

ティッシュでひと拭きして、

同じティッシュの裏でもうひと拭き。

何でそんな写真をくどく載せるかというと、最近某巨大掲示板で、「ブレークリーン使ってる。」「ブレークリーンじゃは落ちない。」って言い合ってるのを見かけたからだ。
私は、同じ掲示板の1年ほど前のスレの「【自作】 オリジナルプリント基板製作スレ 11層目」で、脱脂にブレークリーン使ってるっていう書き込みを見つけて、

少なくとも基板に悪影響は無いんだろうと思って購入し、ついでにトナー落しにも使ってみたら良く落ちたので、そのまま使い続けている。
上にある通り、ご本人は「トナー落としはホルツのラッカーシンナー」って書いてるけど、私はどっちもブレークリーン一本で済ましている。
まあ、何でも好きなの使えばいいとは思うが、ブレークリーンでも確かに落ちるということ。
話を戻して、肝心の両面基板だが、今度は下の写真のように貼ってからラミネータに通してみた。
この写真は転写工程完了直後に撮ったもの。
上で失敗した時との違いは、パターン印刷後に転写シートをきれいにカットして、基板をサンドイッチにした状態でマスキング・テープを貼った点だ。
これならズレることも無かろう。

エッチングも済ませて、透かして見た感じではさほどズレもせずにいい感じだが、実際には穴をあけてみないと何とも言えない。

久しぶりにプリント基板
Posted under: 主に試行錯誤