秋月で新商品を眺めていたら「こどもパソコン『IchigoJam』」というのが発売になっていた。
本家のサイトにはコンセプトが書かれていて、曰く、
ファミコンゲームづくりに憧れ、MSXを手に入れた、小3の頃。プログラミングに夢中になった楽しい思い出。コンピューターがあふれる現代ですが、プログラミングするきっかけはむしろ減っています。誕生50周年を迎えた、初心者向けプログラミング言語BASICを、現代風に復活させた、1500円から買えるこども用プログラミング専用のパソコン、それが IchigoJam(いちごじゃむ)!
ここまで完璧に賛同できるコンセプトも珍しい、1500円だし。
で、ポチる気満々で、秋月は送料が掛かるから、候補に挙げてあった購入予定パーツを確認しがてら、IchigoJamのことも調べてみた。
どうやらLPC1114FN28を搭載し、ファームウェアも公開されていて、USB-シリアル変換ボードがあれば生のLPC1114FN28に書き込めるらしいとわかった。
1500円を惜しむ気は無いが、面倒なことをちまちま楽しむための電子工作の一端な訳だから、これは、パーツをそろえて1から作るのが筋だろうということになった。
そう思ってさらに調べていると、LPC1114FN28は秋月でたったの140円だということと、なんと、あのmbedでもサポートされているということが判明した。
そこで、本題。
ポチったパーツが届くまでに間があるので、mbedの開発環境でも準備してみる。
とにかく、総本山のhttps://developer.mbed.org/へ行く。
[Login or signup]から登録する。
[Signup]をクリックする。
未登録ならこっちをクリックする。
いろいろ入力して[Signup]をクリックする。
ボードをつないでって言われても、まだ持ってないし。
仕方ないから「Compiler」でも様子見する。
デバイスを選択しないと何も始まらないようなのでここをクリックして、
開いた窓で[Add Platform]をクリックする。
飛んだ先で、LPC1114FN28を使っている「mbed LPC1114FN28」をクリックして、
コンパイラに追加する。
追加しましたよ。
コンパイラに戻ると確かに追加されているようだ。
秋月にある一番安いmbed、Aruduino互換ボードも、
追加してみる。
「mbed LPC1114FN28」を選択して[Select Platform]をクリックする。
新しいプログラムを作ってみる。
Lチカのサンプルが用意されているらしいのでこれを使ってみることにする。
それっぽいコードが用意されている。
「mbed LPC1114FN28」の説明ページのPinoutにあるLED1ってのを点滅させるんだろう。
この話の続きは2方向へ分かれる。
1.IchigoJam関連—>「追加投資255円(税込み、送料別)でIchigoJamを試す。(本体組み上げまで)」
2.mbed関連–>「mbed LPC1114FN28 mbedでコンパイルしたbinファイルを書き込む」