Sculpted Primというもの自体の定義を曖昧にしたまま、作業は進んでいくので、どうも「ん?」と思う点が出てくる。
たとえば、Metasequoiaの基本図形の筒をそのままOpenSIMへ持っていくと、Metasequoiaで
こういうメッシュだったものは、
こうなる。
つまり、メッシュの端の閉じ方は作成時には無視されるというか、閉じてないただの筒でも同じことになる。
これらは、どちらも同じ結果になる。
それはいいんだが、
こうなるのは気になる。
つまり、メッシュを閉じる部分にひずみが出てしまう。
そこで、閉じる部分のひずみをなるべく小さくするために、わざと極小さな穴を開けておいて、そこで閉じさせるってのはどうだろうと思い、
Metasequoia上でこのようにすると、
OpenSIM上ではこうなって、ひずみというか偏りは無くなるが、エッジが無くなって筒のふちが丸くなる。
んじゃあ、あまくなったエッジはどうするかっていうと、
こんな風に面取り(?)しておくと
OpenSIM上でもくっきりとふちのとがった筒になる。
めでたしめでたし、って、んじゃあはじめからSculpted Prim使わずに標準のCylinder使えよ…。
ま、要するにメッシュの端っこの処理はひと手間必要ですよということです。
今回登場したいろんな筒を並べてみた。一番右が、一番手間のかかってる筒。なのに、ただのCylinderとほとんど同じだというところが奥の深いところ。