4日に久しぶりにプリント基板を作成した(「本当に久しぶりのプリント基板作成」)。
非常に久しぶりだったが、今度はあまり間もなく、立て続けにまた作った。
下がトナー転写直後の写真。
相変わらずピン・ホールのようなポツポツは発生する。
下がマッキーで修正したあとの写真。
光の反射具合の異なるポツポツが、マッキーの先でインクを置いて修正した部分だ。
エッチング中の写真。
左上が水、その下がストップ・ウォッチ、真ん中のバットの中に湯煎してエッチング中の基板、下に注射器、右がお湯の入ったポットだ。
水を加えるのは最初だけで、あとは、お湯の温度が下がったときにポットの湯を加えるだけだ。
風呂の湯加減と同程度をキープすればいいので、温度計は使わなくなった。
エッチング完了、トナー除去前。
トナー除去後。
相変わらずブレークリーンを使っている。
シューっと吹いてからティッシュで拭う。
1回でほとんどきれいになるが、念のため2度行う。
切り離し後。
一時期、万能ハサミだけでカットしていたが、最近はまたPカッターを使い始めた。
一番上の基板の完成品はこちら(「LED用高効率チャージ・ポンプ(LTC3202) + 白色大出力チップLED(NSSW157T)」)に記事がある。
左下は、実験用の電源にした(「3端子DC/DCレギュレータBP5293-XXで電源」)。
残りは、生基板の空きを埋めるために入れた変換基板なので、当面使い道は無く、ストックとなる。
今回は、2つほどミスがあった。
1.
エッチング不足のところがあった。
削ればいいので、エッチングし過ぎよりはいい。
2.
DCジャックのフット・パターンを裏表逆にしてしまった。
反対側にも穴をあけて対処したが、パーツのレイアウトによっては致命的なミスになるところだった。
危なっかしいので、原因を調べておく。
パーツのデータ・データシートに載っている図。
KiCad上で自作したパターン。
一見同じ配置で良さそうに思えるが、データシートの図は基板にあける穴のサイズを部品面側から見たもので、下の絵は半田付けするフット・パターンのつもりで作った図なので銅箔面から見た図だ。
DCジャックは面実装でなく裏側に取り付けて足のツメが銅箔側に突き出たのを折り曲げて基板に固定するつもりだ。
つまり、パターンは反転させないといけない。
ややこしくて、間違いのもとだと思うが、今まで間違えたことは無かった。
下の図の右が前回、左が今回だ。
前回はちゃんと反転してある。
反転させたパターンを作っておいたが、よけい間違えやすいか?
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