消しちゃったファイルの復旧ソフトはいろいろあるが、DVDやCDのリライタブルなメディアの復旧ソフトって意外と探すのに苦労したので書いておくことにした。
誤ってDVD+RWをクイックフォーマットしてしまったのが事の発端である。
復旧しようとしたが、ハードディスク用の復旧ソフトは持っているのに、これはDVDには使えないようだ。
で、見つけたのが、
国産ではIOデータのDataSalvagerというソフトだ。ダウンロード版なら2980円なり。
外国産ならPower CD DVD Recoveryというソフト。シェアウェアで$39.99なり。
似たような設定だな。
昔、IOでどこかのOEM製品を買ったら、ファームのアップデートが本家と比べて非常に遅く、しかも、自家製のファームしか受け付けないように余分な小細工がしてあってむかついた経験がある。以後、あんまりIOデータというメーカーが好きではなく、いっさいIO製品は購入していないので、今回もPower CD DVD Recoveryにしてみた。
DVDをドライブに入れてSTARTをクリックする。
スキャン結果を自動保存してくれるので、以前の結果を使うか新たにスキャンするかを選ぶ。最初なら上のnew scanを選ぶ。
対象ドライブを決める。うちは仮想ドライブもあるんで２ドライブ見えているが…。
フルスキャンするかクイックスキャンするかたずねられる。クイックスキャンでは何もリストが表示されなかったので、フルスキャンを選んだ。
スキャンするファイルの属性を選べるようだ。あまり深く考えずにそのままNEXTをクリックした。
しばらく待って、リストが表示されたら復旧対象を選んでチェックを入れてからSAVEをクリックする。
保存先を決める。
処理中。
まあ、使い方に特に癖も無く、単なるクイックフォーマットだったことも手伝って、無事データを復旧することができた。
書きながら思ったんだが、こちらはCD、DVDに特化したソフトで、IOのは他のドライブも対象に出来るので、ほかに復旧ソフトを持っていないのならIOの方がお得かも。
ちなみに、レジストしていないと、復旧できるファイルのサイズに上限があり、これが640KBとなっている。そのため、大きなファイルを選んでSAVEボタンを押すと、このようなメッセージが表示される。逆に、640KB以下なら、レジスト前でも問題なく復旧できた。ま、安いですから、変な方法を模索したりせずに、ちゃんと払いましょう(^^;)。
