Orange Pi + WEB Cam with Motion あたりについては「Orange Pi + WEB Cam + motion で監視カメラっぽい物を組む。」に書いた。
今回は、これにSendEmailをインストールして、動きを検知して保存された動画(もちろん静止画でも)をメールに添付して送ってみる。
SendEmailをインストールする。
sudo apt-get install sendemail
実行するコマンドをMotionのmotion.confに登録する。
sudo vi /etc/motion/motion.conf
「External Commands」というパートがあるのでその下に、以下のように追加する。
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on_movie_end sendEmail -f AA@BBB.COM -t AA@BBB.COM -u "SUBJECT" -m "Movement has been detected on: %d %m %Y. The time of the movement was: %H:%M." -s CCC.BBB.COM:587 -xu AA@BBB.COM -xp DDDDD -a %f |
下の絵の矢印のあたりだ。
「External Commands」で検索すると楽に見つかる。
コマンドを実行するきっかけは以下のようなものがある。
on_event_start value
on_event_end value
on_picture_save value
on_motion_detected value
on_area_detected value
on_movie_start value
on_movie_end value
on_camera_lost value
上の絵で表示している部分の下の方に並べて説明も書かれているので、好きなものを選べばいい。
valueと書いてある部分に実行したいコマンドを書く。
私の場合は動画ファイルがクローズされたタイミングでその動画をメールに添付して送る設定にしてみた。
前後するが、SendEmailのオプションは
sendemail
と打ち込めば表示される。
上の例では、
メールアドレス:AA@BBB.COM
タイトル:SUBJECT
本文:Movement has been detected on: %d %m %Y. The time of the movement was: %H:%M
メールサーバ:CCC.BBB.COM
ポート:587
ID:AA@BBB.COM
Pass:DDDDD
とした場合を示している。
最後の「-a %f」が動画ファイルを添付するオプションだ。
選んだイベントによって「%f」の表すものが画像ファイルになったり動画ファイルになったりする。
画像を添付したければ、他の部分は一緒で先頭だけを、
on_picture_save ——– -a %f
のように変えればいい。