Sahara's WebLog

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炊飯器の蓋のヒンジが壊れて気づいた蓋の構造に関する考察

パカッて蓋を開ける回数がどれくらいか分からないが、物理的に壊れる可能性がある部分は炊飯器では唯一この部分だ。

蓋の重量と開閉時の速度との相乗効果で生じる衝撃に毎日耐える必要がある。
うちの奴はここのプラスチックが割れた。
タイガー魔法瓶の製品だが、探すと「フタの接続部割れ」「蓋のヒンジ割れ」とかの報告が見つかるのでうちだけではなさそうだ。
ヒンジが部材的に弱いのも原因かもしれないが、それは見た目では分からない。
見た目で分かるのは次の2点だ。

1.開閉時に自然に手を添えられる構造か。

左、うちの壊れたやつとおなじタイガー魔法瓶製。
右、象印マホービン製。
開閉時に押すボタンが、左は本体側についているが、右は蓋についている。
左はボタンを押すと蓋はばねで跳ね上がってそのままの勢いで後ろへ開く。
勢いを手で押さえるには、ボタンを押した手で急いで蓋を追うか、もう一方の手を添える必要がある。
右は蓋があく時には必ずボタンを押した手が蓋に触れることになるので、同じ手で同時に開く時の勢いを止められる。
左の構造にするメリットを考えたが浮かばない。
2.に書くことと関連するが、ボタンを排除してまで蓋の構造を簡略化する必要性は感じない。
2.蓋そのものの重量が小さいか。
同じ速度で開くなら、ヒンジに加わる衝撃は蓋が軽いほど小さい。
表示部分などの電装品が蓋に載っていれば蓋の重さは増える。
配線がヒンジ部分を通ることになるが、ヒンジ部分の構造にデメリットはあってもメリットは無い。

上はPanasonic製だが、重いものが全て蓋についている。
加えて1.に書いたようにボタンが本体側にある。
つまり最悪の構造をしている。

以上、2つの視点で、たった3つの製品を見ただけの考察。
うちで象印マホービンの物を購入したのは言うまでもない。

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Posted under: Hardware その他


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