電子点灯管というものを買ってみた。
こんなの。
蛍光灯を点灯させるためのパーツだ。
その物自体の寿命が長いことと、スイッチONから点灯するまでの待ち時間が短くなるのが売りらしい。
寿命は分からないが、待ち時間はほぼ無くなった。
白熱電灯やLEDのようにスイッチONと同時に点灯とまではいかないが、カチッ、パッ、って感じで即座に点灯するようになった。
実は、以上は私にとってはどうでもいいことで、本当の目的は点灯時のノイズ対策だ。
「コントロール・パネルのLCDを壊してしまった。」に書いた通り、現在TEVO TarantulaはUSB接続でPC上のRepetierから操作している。
蛍光灯を点灯させるとノイズで接続が切れ、印刷が途中で止まってしまうのが難点だった。
そもそも、PCから操作する方が何かと便利なのにスタンド・アローンでSDカードから印刷していたのも、この切断が起こるのを嫌ったからだった。
USBのケーブルにフェライトコアを2つも取り付けてみたが改善しない。
この際だから全部LED照明にしてしまうのも一考だが、初期投資が結構かかる。
で、300円で済むお安い方法として今回の電子点灯管の導入というわけ。
自分の部屋の蛍光灯は印刷中に点灯しないように自分で抑制できる。
ところが、どうも外の廊下の蛍光灯のノイズも拾うようで、印刷中だからこれを点灯させるなと言えるほど家庭内での地位は高くない。
いずれにしても、とりあえずこの廊下の蛍光灯の点灯管を電子点灯管にしてみたところ、印刷中に点灯と消灯を幾度も繰り返しても全く切断せずに印刷できた。
以前なら、2回に1回は確実に切断して止まっていたところなのでありがたい。