ESP8266をWi-Fiの中継器として動作させることができるようなことを小耳にはさんだ。
以前、Wi-Fルーターを2台にして1つを中継器として使っていたが、古い方の調子が悪くなってしまって今は中継するのを止めてしまっている。
「ESP8266 Wi-Fi Repeater」で検索して最初に出てきたGitHubのサイトからファイルをもらってきて書いてある通りにやってみる。
もらってきたファイルを解凍してfirmwareフォルダを確認しておく。
次にFlash Download ToolsをEspressif Systemsのサイトからもらってきて解凍してflash_download_tools_v3.6.5.exeを実行する。
ESP8266のモジュールをUSBでPCと接続する。
使ったのはD1 miniというやつだ。
さっきフォルダを確認しておいたfirmwareを指定して書き込む。
書き込み終わったらESP8266をリセットする。
うちのPCはWi-Fi接続してないので、ここからはスマホでWi-Fi接続を確認する。
Wi-Fi設定にMyAPというのが表示されるようになったはずなのでそこへ接続する。
ブラウザから192.168.4.1に接続すると設定画面が表示される。
自分の環境に合わせてSSIDやPasswordを設定する。
続きは「ESP8266をWi-FiのRepeaterとして動作させる。(その2)」で。
一応、問題なく接続できるようだ。
実際に中継器として電波の谷間を埋めてくれるのかはまだ確認していないので、確認したらまた書く。
追記
実際に我が家のWi-Fi電波の谷間(浴室の浴槽内)へスマホを持って行って比較してみた。
ESP8266のモジュールはダイソーの500円モバイル・バッテリーにつないで脱衣所とキッチンとの境界の鴨居の上に置く。
ESP8266の電源が入ってない場合
ESP8266に電源をつないだ場合
SPEEDCHECKというアプリの結果も貼る。
Wi-Fiルーター直下
電波の谷間でESP8266使用
電波の谷間でESP8266無し
転送速度は低くなるものの、バッテリーまで入れても総額で1000円以下で中継器としてそこそこ働くことは分かった。
参考にしたサイトではアンテナのことも書かれていたが、ここではとりあえずということでアンテナ類はつないでいない。
アンテナをつければ速度も改善するかもしれない。