Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

WeMos XI にブートローダを書き込む。

WeMos XIというLGT8F328Dを載せたボードを買った。
LGT8F328DというのはATmega328Pの機能強化版(?)クローンらしい。
クローン・チップを載せたクローンArduinoボードという、なんともはや複雑な状況になっている。

DAC機能が載っているという話だったので、ちょっと面白がって買ってみただけのことだ。
だが、スケッチが書き込めずにしばらく放置してあった。

昨日あたりから某掲示板でこの話が出ていて、同じ境遇の人が書き込んでいた。
私の買ったセラーとは別のところの商品が話題になっていたが、まあ、物は同じなんだろう。

眺めていて今更ながらに気づいたのは、Bootloaderが書き込んでないのを買ったんじゃないのかということ。
十分ありうることなのになぜかまじめに取り組む気が起きずに放置してあった。
今までそんな商品には一度も当たったことが無かったし、面倒だし…。
でも、Arduino NanoのクローンのBootloaderは書き直したりいろいろしてるのにね。
Arduino NanoでArduino NanoにBootloaderを書き込む。
Optiboot 8.0 をNanoに書き込んでみる。
このあたり、面倒くさがってやらない場合と、どう見ても面倒くさいのにやる場合との境界が自分でもわからない。

結論を先に書くと、Bootloaderを書き込んだらちゃんとスケッチを書けるようになり、Lチカを試すところまでできた。

ここからやっと本題


参考にしたサイト(ロシア語)
https://www.drive2.ru/c/508852882896847334/
ここから書き込み用のスケッチをもらってくる
https://github.com/LGTMCU/LarduinoISP
書き込みにはUnoを使った。

ビルドでエラーが出るので、swd_drv.cとswd_drv.hをLarduinoISP.inoと同じフォルダにコピーしておく。

Unoに書き込む。

参考サイトの通りに配線する。
適宜、ICクリップとかブレッドボードとかが必要なので、無ければ好みで購入する。
ここで使っているのはミニブレッドボードとかいう5列25穴のちっちゃい奴だ。


ということだが、シルクだけではどれがどのピンかわからないので、この図を参考にする。

ここからもらってきた。
基板中央タクトスイッチのすぐそばに必要なピンが勢ぞろいしているが、1.27mmピッチなので全部そこから取るとジャンパ線が当たってうまくない。
上の図を見て、側面の2.54mmピッチのところにあるものはそちらで接続した。
結果、SWDとSWCだけは1.27mmピッチのところに接続する。
SWD–>D、SWC–>C と配線する。

Bootloaderを以下のようにして書き込む。

これが済めば、あとはUSBシリアル変換モジュールでPro miniと同様の接続でつなげばスケッチが書き込める。

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