Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

TOKIOそして中島みゆき

私にとってTOKIOといえば「ザ!鉄腕!DASH!!」なわけで、それ以上でも以下でもない期間がずっと続いてきた。
当然、ジャニーズに興味のあろうはずも無く、同様に彼らの楽曲に何の興味も無かった。したがって、TOKIOはあくまで「『ザ!鉄腕!DASH!!』に出ているグループ」であり、「ザ!鉄腕!DASH!!」は非常に好きで、欠かさず見続けているが、TOKIOのその他の活動にはとんと興味も無く、また何も知らなかった。
そういった「ザ!鉄腕!DASH!!」ファンという立場には今も依然何ら変化が無いわけだが、最近は、TOKIOのメンバーにも親近感を持つようにはなってきた。
その顕著な例、というか、その手始めは「受験の神様」あたりで、このドラマ、TOKIOのメンバーの山口達也が出演していなければ決して見なかったであろう代物だ。
で、最近見始めているのが「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」だ。
当然、渋谷桃子がNHKの教育TV以外に出ているのを見るのも初めてだし、20080528012459.jpg20080528012509.jpg
なんと言ってもガッキーの出世作らしいから、その存在感はピカイチだ。
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ところが、私が一番気になったのは、実は「受験の神様」に引き続いてそのテーマ曲だ。
「本日、未熟者」「宙船」と、はじめの認識は「そこそこ聞けるなあ」という感じで、はじめに思ったのが、ボーカルが若干好みかなという点であった。そこで調べてみて、初めて長瀬智也がTOKIOのボーカルだということも知ったわけだが、もっと驚いたのは、両方とも中嶋みゆきが提供した曲だったことだ。
ははあ、なるほどね。どおりで、素通りできなかった訳だ。
そう、

中島みゆきの曲は聴く者を「素通り」させてはくれない。

で、中島みゆきの歌う「本日、未熟者」「宙船」を聴いてみた訳だが、長瀬君、よくがんばったが、やはり、中嶋みゆきにはかなわないね。
比べるほうが酷か。
中島みゆきは「人」というよりは「神」とか「悪魔」とかの領域の存在だから、中島みゆきの歌う「本日、未熟者」を聴くと、心のきしむ音が聞えるような錯覚に陥る。
長瀬君のバージョンがそれより劣るのは、彼がまだ悪魔に魂を売り渡していない証拠だ。「人」である彼が中島みゆきを超えるには、そうする以外に手は無いのだから。
TOKIOバージョンしか聞いていない向きは、ぜひ、中島みゆきバージョンを聞いてみてください。中島みゆきの「魔力」とでもいうべき「何か」を体感できます。

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Posted under: 芸能


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