Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

FFRender64.exe

POSER Pro の売りはネットワークレンダリングと64bitレンダラーである。
ネットワークレンダリングの恩恵については確認済だ。もっとも、多少不安定だが。
64bit版のレンダリングエンジンについては64bit版のOSの環境が無かったので試せずにいたが、ひょんな事から試すことが出来たので書く。

1.現在Windows XP Professional SP2で運用中の自作PC( P35 )があり、これで240フレームからなる動画をQueue Managerからローカルでレンダリングさせ、かかった時間をQueue Managerのログから計算した。
2.この自作PCに搭載のシステムの入ったHDDを別のHDDと交換し、ここにWindows Vista Business 64bitをクリーンインストールし、POSER Proをインストールした。さらに1で使ったのと同じRuntime類をコピーして同じ動画をレンダリングして同様にかかった時間を計算した。

下は64bit環境でレンダリング中のタスクマネージャの画像だが、
20081208009.gif
POSER ProとQueue Managerには*32とついていて32bitで動作中であることが示されており、レンダラーはFFRender64.exeという64bit版らしきものが走っているのがわかる。

1と2はOSとHDD以外はまったく同じ条件でのレンダリング時間の比較ということだが、結果は、

20081208002.jpg

Vista Business 64bit
2008-12- 7_21h42m41s = 78161s
2008-12- 7_23h28m12s = 84492s
84492s – 78161s = 6331s
6331s / 240f = 26.4s/f

XP Professional 32bit
2008-12- 7_23h51m40s = 85900s
2008-12- 8_ 3h38m54s = 13134s
86400s – 85900s + 13134s = 13634s
13634s / 240f = 56.9s/f

となった、途中の計算は覚書き用なので説明を省くが、要するに
32bitの環境では1フレーム当たり56.9秒
64bitの環境では1フレーム当たり26.4秒
という結果だ。64bitの環境では半分の時間でレンダリングできることになる。
240フレームの平均で、HDDもむしろ64bit環境の方が低スペックのものを搭載しているので、ほぼ間違いなく64bit効果でレンダリング時間が半分になると考えていいだろう。

ネットワークレンダリングを念頭において、低コストのレンダリング専用マシンをもう一台と考えていたが、コスト面からいえばOSを64bit化する方が得かも知れない。ちなみに、Vista Business 64bitのOEM版は25000円程度、Home Premiumなら15000円程度だ。
現状のPCと同程度のものをもう1台自作してネットワークレンダリングしても時間が半分にまではならず、コストはどう抑えても50000円程度。一方で現状のPCのOSを64bitにするのには多くても25000円で、こちらは確実にレンダリング時間を半分にできるということだ。
あとは、既存の環境の置き換えとなるためにレンダリング専用とは割り切れない64bit環境が、既存の32bit環境をどの程度包含できるかってことだけが問題だな。

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Posted under: POSER Pro


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