Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

PCケース 自作 P5B-1

いろいろ探してみても自分の条件にぴったりなケースは無い。なら作るか、ということで作りはじめた。
まずはMetasequoiaでパーツの配置のシミュレーションを行う。この段階で決まっていたのは、というか条件としていたのはセリアのワイヤーラティスとかいうものにパーツをぶら下げ、かつ2枚のワイヤーラティスではさむようにしようということだけだ。これがワイヤーラティス。
20090123153324.jpg
このワイヤーラティスというしろもの、405mm x 260mm というATX規格のマザーボードをくっつけるにはちょうどよさそうなサイズで、本来は壁につけていろんなものをつるすように別のパーツを引っ掛けて使う収納用の網だ。ワイヤーラティス=金網格子。
Metasequoia上の設計図はこんな感じに、
metasequo_PC.jpg
すべてのパーツを同じ縮尺でメタセコ上でぐりぐりして位置決めした。ビデオボードだけは手ごろなテクスチャが無かったので真っ白な箱だ。この段階ではマザーボードはATXでASUSのP5B、CPUクーラーはサイズのSHURIKENを購入してスリム化をはかるつもりでいるので、メタセコ上でもSHURIKENのサイズになっている。2枚のワイヤーラティスの間は、プラダンかなんかで適当に補間、接合する心積もりなので、この絵には描かれてさえいない。そこそこ良さ気に収まってるジャン。
で、途中経過だが、
20090123211038.jpg
セリアへ行ってうろうろしていたら、こんなケース
20090123153403.jpg
を見つけたので、上下に使ったら骨組みになるかと思ってその場の判断で購入し、設計図には無かったが組み入れた。
実写はわかりづらいので3Dで描くとこんな感じに変更したことになる。
metasequo_PC2.jpg
結果、HDDと電源はワイヤーラティスにぶら下がるのでなく箱の中に置くことととなった。一番重い2つのパーツが底にあるため、ケースが非常に安定する。
他はほぼ設計図通りだが、わざわざCPUクーラーを購入するのもバカらしくなったので、元々使っていた薙刀をそのまま使うことにした。ワイヤーを切り取ってワイヤーラティスに窓をつけ、そこからヒートシンクをはみ出させれば薙刀でもOKだ。ニッパー一丁でパツパツ切って窓が開けられるので非常に工作が楽だ。
あとは、これを骨組みにして、回りをプラダンで囲うつもりだが、このままでも結構いけてるので、もしかしたら、このまま使い続けるかも。
metasequo_PC3.jpg
内部のメンテナンスのときはこのように分割することができるような構造にしてある。もっとも、インシュロックをパチンと切ればいつでも分解できるわけだが。
あ、一応、かかった費用を書くと、ワイヤーラティス2枚、収納ボックス2個、インシュロック1袋、計525円。安っ。
しかも、かなりの省スペース、スリムケースである。
20090123210045.jpg
左がもともと収まっていたミドルタワーで 41 x 20 x 49cmの約40リットル、右の今回作ったケースは 42 x 13 x 30cmの約16リットルで、体積は半分以下だ。
ちなみに赤矢印はスイッチやLEDを取り去った痕跡を表している。調べてみたら、ケースの部材よりスイッチ類の合計金額の方が大きい。
続き

このエントリーをはてなブックマークに追加

Posted under: 自作・改造


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.