Windows 7 だというご時世に、何で W2K だと思うかもしれないが、非力な古いノートにとっては W2K はいまだにベストチョイスなのだ。
インストール直後のシステムドライブのバックアップを取ると良く分かることだが、XP は DVD にぎりぎり焼ける容量、Vista は DVD に収まらない。インストール直後なのにだ。
それに比べて W2K は楽々、そう、今となっては非常に軽量な OS なのだ。
で、ブート環境は無いが外付けHDD として母艦に接続できる MM1 に W2K をクリーンインストールする手順をあらためて記録しておくと思う。
1.母艦に接続後、母艦のCDドライブにW2Kのインストールディスクを入れて、コマンドプロンプトから
ここで、母艦のCDドライブがD:、MM1がF:である。
2.新規インストールを選ぶ。
3.MSの言うことなんぞ、片っ端から言い返したいところだが、同意するw。
4.プロダクトキーを入れる。W2Kは面倒な認証手続きが無いからいいよな。
5.ここが肝心だ。再起動後は母艦からはずして単独でインストールを続行するので、必要なファイルを全部コピーしておかなければならない。そのオプションの設定はこのボタンをクリックする。
6.ハードディスクにコピーする設定にチェックを忘れずに。
7.コピーにしばらくかかるが、あとは通常の手順のとおり。
にしても、結果、W2K、XP、Vistaが混在する環境になってしまっている。7 ってのが出るらしいが、今のところ興味ない。
それにしても、すっかりいらない子にされてしまったVistaだが、個人的には、Vistaに別段悪い印象は無い。大部分の連中はXPへの慣れを捨ててまでVistaに乗り換える意味を見つけられずに、それをVistaのせいにしているだけだと思う。ま、それを見越せなかったのが驕れるMSの失策な訳だけど。
ずーっとW2K Pro、ちょっとXP Pro 32BIT、最近はほとんどVista Business 64BIT、という私に言わせれば、Vistaには確かにいろいろの改良が加えられていて、XPに比べると使いやすい面が多くある。XP時代に増加したPC初心者が、やっと慣れたXP環境を惜しんでいるだけだと思う。7 が出たってそれは同じだろう、XPで十分だという人が大部分なんじゃないかな。慣れで。