Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

スリープの種類

パソコンデスクがケース代わりみたいにしてあって、スイッチ類は机の端にまとめてあると書いた。
その後、ケース関係の工作も落ち着いてしまって、全然変更もしてないが、常時稼動状態だからという理由で机の上に引き出していなかったG31のスイッチを、今回引き出したので、その写真でも載せべえかという記事。
左が以前の様子。今回右のようになった。

やっぱり、机の下でごそごそやるよりは、スイッチが机の上に出ている方が扱いやすい。
工作自体は、こうやって途中で配線をぶった切って延長しただけのことだが、この前はこれが面倒だったんだな。

で、電源表示のLEDが机の上に来ると、スリープ時の点灯状況が目に付いて、「あれ、点滅じゃなくて消えるのか。」と、ちょっと気になったので、今更ながら電源管理のスリープ状態の違いのおさらいだ。
G31のマニュアルのLEDの端子の説明には

MSG (メッセージ/パワー/スリープ LED):
シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケータに接続します。 システムが作動しているとき、 LED はオンになります。 システムが S1 スリープ状態に入ると、 LED は点滅を続けます。 システムが S3/S4 スリープ状態に入っているとき、 またはパワーがオフになっているとき (S5)、 LED はオフになります。

とあるが、実際にBIOSの設定では

ACPI Suspend Type
システムがサスペンドに入るとき、 ACPI スリープ状態を指定します。
S1(POS) システムは、 ACPI S1 (パワーオンサスペンド) スリープ状態に入ります。 S1 スリープ状態で、 システムはサスペンド状態に入っていると表示され、 低出力モードに留まります。 システムは、 いつでも復元できます。
S3(STR) システムは、 ACPI S3 (RAM にサスペンド) スリープ状態に入ります (既定値)。 S3 スリープ状態で、 システムはオフとして表示され、 S1 状態の場合より電力を消費しません。 呼び起こしデバイスまたはイベントにより信号を送られると、 システムは停止したときの状態に戻ります。

のように、S1かS3しか選択肢がない。それぞれの意味はこんな感じだ。

S1 ( POS = Power on Suspend )
モニタ上の表示は停止状態になるが、PC自体の状態を外から眺めた場合、通常の電源ONと違いが無く、CPUクーラーのファンは回転している。ディスクに現在の状態を退避してSuspendするため、復帰は速いが、省電力効果は小さい。

S3 ( STR = Suspend to RAM )
モニタ上の表示はもちろん停止状態になるが、PC自体の状態を外から眺めると、CPUクーラーのファンも停止している。メモリに現在の状態を退避してSuspendするため、電源供給はメモリのみに行われて省電力効果は大きい。ただし、全デバイスがS3モードに対応していなければいけないので、必ず動作するとは限らない。

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Posted under: 自作・改造


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