Windows Update が「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」ってのをインストールしなさいってときどき言ってくる。
マイクロソフト様の忠実なる僕である私は、当然何の迷いも無くこれを実行しているわけだが。
冗談はさておき、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」だから「悪意のあるソフトウェアの削除」をしてくれるんだろうってのは分かるんだが、毎回毎回、何だかありがたみが無い気がするのは、本当に何かやってくれてるの?と思うほど何のアクションも見られないからだ。
で、調べてみた。
「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の本家の配布サイトには、
このように、バックグラウンドで実行すると書いてある。
私のように、MS様のなさる事は絶対であると信じて疑わない者は、「いったい悪意のあるマルウェアとかとどこが違うのさ」「自分は正しいことをしているからこっそりやっても構わないってのは変じゃね?」とか思うわけだが、ま、ここで四の五の言ってても始まらないないので、ダウンロードして、手動で実行してみた。
ここで配布されているが、32BIT環境と私のように64BIT環境の場合で下の図の矢印のようにダウンロード元が異なる。
時々思うことだが、MS様は64BIT化にあまり積極的ではない感じだ。
実行して、「次へ」をクリックする。
スキャンの範囲を指定して「次へ」をクリックする。
スキャン中。
ちなみに、細かいことだけど。
で、完了する。
こうやって、いろいろ窓が開くといかにもチェックしてもらった気がするから不思議だ。
何のセキュリティーソフトも動いていない24時間稼動のWindows2000のPCなら、さぞかし「悪意のあるソフトウェア」の被害をこうむってぼろぼろになってるだろうなと思いつつ試しにチェックしてみたら、
まったく問題なしだった。
つまらん。
ちゃんと、チェックしてんのかなあ。それとも、今更Windows2000なんて狙うヤツはいない?