「WHR-G301NAのアンテナの指向性 1」の結果への自分なりの解釈
WHR-G301NAのアンテナの指向性に関してだが、たとえ無指向性だとしても、電波の飛ぶ方向には決まりがあるようだ。
外付けの無指向性アンテナの説明にこうある。
若干あいまいだが、アンテナの棒が地面に対して垂直に立ててある場合に、電波は水平面内では360°の方向に飛ぶが、上下にはあまり飛ばないのだろう。
角度を調整しなければ上下方向の感度は低いのだと読むことができる。
上の絵で同心円状に描いてあるのが電波のつもりだが、アンテナの棒の方向(絵の上下方向)へは電波が飛ばない。
WHR-G301NAの場合は、このような無指向性のアンテナが2本内蔵されているようなので、下の絵のような感じに電波が出ると思われる。
この場合、確かにどの方向へも電波は飛んでいるが、一方のアンテナの棒の方向へはそのアンテナからの電波は飛んで来ないので、もう一方のアンテナからの電波に頼ることになる。
それに対して、本体の一番面積の大きい面に対して垂直な方向では、2本のアンテナからの電波が両方届くことになる。
したがって、特に電波がほしい場所がある場合は、この面を向けるといいのかと思う。