大人気の実験基板Arduinoだが、私としてはPICからはじめちゃってPIC関連の資産がたっぷりあるという理由と、同じ様な環境はPICkit3 + PIC + ブレッドボード + MPLAB Xで構築できてると思ったこととで、あまり興味が無かった。
例えばマイコンとセンサーで温度計を作るとして、Arduinoなら本体(Board)とセンサーの載ったシールド(Shield)を用意してスケッチ(Sketch)を拾ってくれば、非常に簡単に実現できる。
そこが人気の秘密だと思う。
この簡単さを批判する向きもあるが、別にこれでオマンマを食おうってわけでもないので簡単なのは大歓迎だ。
ただ、1台につき1台のArduinoが必要で、正規品だと全部で数千円というオーダーの価格になる。
PICやAVRベースで自作すれば数百円で可能なので、電子工作自体が楽しければこちらの方が好都合だし、すでに持っているPICの環境で事は足りる。
逆に、いろいろ面白そうなセンサーがあって、それに興味を持ったとしても、データシートを1から解読して自力で使い方を学んで組み込むとなると結構な手間だが、Arduino用のものならとりあえず動作を確認することだけは比較的簡単にできそうだ。
しかも人気があるだけあって種類も豊富に揃いつつあるし、某海外サイトでは信じられないような低価格で入手可能だ。
悩ましいなあ。
と、思っていると、その某海外通販で「Arduino UNO R3 互換機」を見つけた。
何と送料込み$8.28ぽっきり。
Amazonで確認したらレビューはたったの十数件で星は4.9なのに、こちらは約2000件のオーダーがあって1200件以上の投票の結果99.2%が満足しているとなれば、ポチるでしょ、普通。
というわけで、せっかく秋月さんに捧げてきた操も最近は中華の安売り攻勢の前に風前の灯って感じだ。
安売り=薄利多売=人気に敏感、だからねえ。
もともと節操のない性格なんで、何でも面白きゃいいんだけどね、正直言って。
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