MicroBot Push は、人が指で押して操作するもの全般を自動化しようというギミックだ。
indiegogogで250% funded を得た企画だ。
最初に見たのはトレたまだ。
実際にボタンを押す部分だけの単体で、7480円とかする。
これは高すぎるな、というのが正直な印象。
MicroBot Pushの中がどうなってて、何で駆動してて、ボタンの動力が何なのかとかは分からない。
でも、今日ふと思い出して、ESP8266とサーボで基本的な機能だけならすぐ実現可能だよな、と思った。
で、とりあえず、サーボで壁のスイッチをONに出来るのか、から試してみることにする。
結論を先に書くと、出来る。
回路はこんだけ。
80円のPIC12F1822 と、Aliで買った Micro Servo 9G とかいう$2.45の安いサーボと、5V、500mAで200円の携帯用ACアダプタの組み合わせだ。
マイコンをESP8266に載せ替えるにしても、全部で1000円程度だろう。
とりあえず、ちゃっちゃとコードを書いて、こんな風に試してみる。
ホーンの先を壁のスイッチにあてがうと、ちゃんとスイッチを押すことが出来た。
問題は、サーボ側の固定方法ってことになりそうだ。
後で調べたら、MicroBot Pushの押す力のトルクの最大値が1.6kgfとなっていた。
商品化するに当たって、妥当な値を考慮して決めているだろうから、この近辺の力ならうちのスイッチにも使えるだろう。
一方、秋月にある9Gのトルクは1.8kgfcmとなっていた。
こっちはeBayで買ったパチモンなので、正確な仕様は不明だが、オーダー的には押せる範疇に入るんだろう。