ESP8266からThingSpeakへデータを送り、クラウドに保存したり、グラフを表示したりすることは出来た。
送られてきたデータに応じて、ThingSpeakからツイートしたりも出来た。
TalkBackは、ThingSpeakからESP8266への連絡手段とでもいうものだ。
とはいっても、ThingSpeakからESP8266へ直接働きかけてくるわけではなく、ESP8266から読みに行くのだが。
概念として合っているかどうかわからないが、ThingSpeakがメール・サーバのような役目をすると理解した。
ESP8266は、ThingSpeak TalkBackに書かれているコマンド(文字列)を読みに行き、コマンドが書かれていれば、そのコマンドの内容に合わせて、プログラムされている所定の動作をする。
とりあえず、メールに該当するコマンドをThingSpeak側に用意し、それをESP8266で読みに行って、TURN_ONだったらLEDをON、TURN_OFFだったらOFFすることは出来た。
以下にその覚書きをする。
(1)名前は何でもいい。
(2)API Keyはスケッチに書き込むので後で必要になる。
(3)Logを残したければ設定する。
(4)クリックしてコマンドを登録する。
(5)コマンドの実行順だ。ここでは1にしておいた。
(6)コマンドを書く。ESP8266から読みに行った際に、この文字を読み取ってくる。
(7)以上の設定を保存する。
(8)TalkBack IDは、スケッチに書き込むので後で必要になる。
スケッチを実行した際の、シリアルモニタの表示。
コマンドが書き込まれていないとき。
TURN_ON(7文字)を書き込んであったとき。
TURN_OFF(8文字)を書き込んであったとき。
それぞれ、GPIO14に接続したLEDが、点灯、消灯した。
「ESP8266モジュール(ESP-WROOM-02)を試す その50 – ThingSpeakのTalkBackとThingHTTPを連携させてみる –」へ続く。
ESP8266関連記事一覧へ