Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

ダイソーのモバイルバッテリーが手に入ったので改造

ちょっと前にだいぶ話題になった、ダイソーのモバイルバッテリーが入手できたので改造した。

さんざんレポートされているので今更感は否めないが、3.7V、2000mAhの18650というサイズの2次電池が入っている。

ケースに内蔵されている基板の上のICが2つの働きをする。
1.ケースに備え付けのUSB Micro-B メスに電源をつないで、ケース内の18650を充電する。
2.18650の出力を5Vに昇圧して、ケースの備え付けの通常サイズのUSB Type A メスから、スマホなどの外部機器を充電する。
つまり、モバイルバッテリー、持ち運び用の充電モジュールというわけだ。

スマホを持って電源の無い所へ長時間出歩くことはないので、当然別の目的で購入した。
ESP8266とかの電源としてどうかな、ということだ。

そのまま、Type A メスから5Vをもらってもいいが、最近は3.3Vの方が需要が多い。
3.7Vを昇圧して5.0Vにしているものを、わざわざまた3.3Vにするというのも煩雑だし、効率も悪いような気がする。
なので、18650を単独で使うように改造してみた。
とはいっても、充電時には、そのままの状態で内蔵のICに充電してもらうつもりなので、放電時だけ回路から切り離して単独にできればいい。
つまり、この赤丸の部分で脱着できるようにする。

注意点は、必ず片方ずつ外して、その都度テープを巻いて絶縁することだ。
絶対に、一瞬たりとも短絡させてはいけない。
むき出しの線同士が触れる可能性があるような状況そのものを避ける。
普通の乾電池と同じつもりで作業したら確実に被害(出火や火傷)が出ると思った方がいい。

完成。
当然ながら、電池側の端子はメスにする。

これで、外せば18650単独でバッテリーとして使え、つなげば元のモバイルバッテリーに戻って、充電機能の恩恵にあずかれるという寸法だ。

この状態で、ESP8266なんかとの相性というか、使い勝手を試してみるつもり。
ダイソーのモバイルバッテリーに入っている18650の放電テスト 1~2回目」へ続く。

追記(2017/06/24)
その後、3Dプリンターでケースを作って入れた。
フタは無い。

供給用には使わないのでUSB Type A メスは取り外した。
コンパクトだ。
クリアのフィラメントで作ったので、充電中のLEDの点滅もなんか綺麗。

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Posted under: 電子工作その他


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