Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

Aliexpressで買ったガラス板をHeat Bedに載せてみた。

3Dプリンター TEVO Tarantula 19 – Aliexpressで買ったガラス板をHeat Bedに載せてみた。 –」

Heat Bedは裏に電熱線のついたアルミの板だ。
その上にTEVO Taratulaのロゴの入ったシートが貼ってある。

しばらく使って気づいた点や試した方法を羅列すると以下の通り。

 そのまま直にプリントすると、出力した物がHeat Bedに強力にくっつく。
 はがすのが非常に大変。
 十分注意して平刀を隙間に入れ、ゆっくりはがしていた。
 プラスチックのヘラではとてもはがせなかった。
 平刀を使わずに力ずくではがすと、
 アルミ板から表面のシートがはがれて気泡が入る。
 凹凸が出来てしまって非常に良くない。

 ダイソーのマスキング・テープを貼ってみた。
 熱に耐えられずに途中ではがれてくるので使えない。

 巷では評判のいい3M製の#43(#は1~3、色違い)も試した。
 ダイソーのよりは良いがしっかり貼らないとはがれてくる場合もある。

 ヘア・スプレーを使ってるという情報も目にした。
 機械周りにスプレーを吹く気にはなれない。

 スティック糊を塗る人もいる。
 糊のべたべたがいやなので試していない。

で、「ガラス板がいいよ。」という情報を見つけて「3Dプリンター ヒートベッド用ガラステーブル」というこれとかこれ

を検討していたが、結局Aliexpressで買った。
ホウケイ酸ガラス( borosilicate glass )というもの。
もちろん3Dプリンター用として売っているものだ。
届いたので使ってみている。

結論を言えば、非常に良い。
そもそもアルミの板自体に若干反りがあるのだが、ガラスのおかげでそれが帳消しになる。
まだ小さなサイズの物しかプリントしていないが、今のところ印刷時のフィラメントの定着は良好で、かつ終了後のはがれも抜群だ。
つまり、現状では文句なく最良の選択と言える。

追記
どうも、冷めてくると勝手にはがれるようだ。
当然のことだが、あわてて温かいうちにはがすと、せっかくの生成物がゆがむ。
放置して自然にはがれたものの底面は非常にきれいに仕上がっている。
追記
勝手にはがれてくれることが確実になったので、同じガラスをもう一枚追加注文した。
続けてプリントしたいとき、冷ましている間に次のプリントを始められるので、もう一枚あるととても効率的だと思う。
追記
2枚目が届いた。
FaceBookでHeat Bedの話をしていたら、表面のロゴ入りシートは購入直後にはがしてしまってアルミ板の上に直接プリントしているという人もいた。
プリント時のくっつき具合はわからないが、熱による体積変化はアルミの方が大きいので、冷めてきたときのはがれはガラスよりいいのかもしれない。
ただ、アルミ板は変に力を加えたら湾曲して平面を保てない可能性もあるし、2枚を交代で使うメリットを加味すると、やはり今の方法がベストだ。

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Posted under: 組み立て


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