「3Dプリンター TEVO Tarantula 37 – STLファイルのサムネイルを表示する。 –」
3Dデータは、名前だけでその形状をあらわすには情報量が多すぎる。
出来ればサムネイルでも表示してもらった方が何のデータだったかわかりやすくて助かる。
その点、Blenderのファイルに関してはサムネイルというかアイコン表示されるので、開くファイルを見つけるのも楽だ。
一方で、最近多用することになったSTLファイルはサムネイルが表示されない。
もちろんエクスプローラーでも表示されない。
探してみたら、エクスプローラーのアイコン表示でSTLを画像表示させる方法があったので書く。
結果を先に貼っておく。
ここ(https://github.com/cabbagecreek/Marlin3DprinterTool/releases/tag/v0.9-beta)に手順が書いてある。
1.Marlin3DprinterTool.msiをもらってきてインストールする。
2.その後の手順はSTL.thumbnail.debug.rtfに書いてあるのでそれに従う。
これについて引き続き以下に書く。
3.C:¥Program Files (x86)¥Marlin3DprinterTool¥ServerManager.exe
を実行する。
4.File > Load Serverから
C:¥Program Files (x86)¥Marlin3DprinterTool¥Marlin3DprinterToolStlThumbnail.dll
を開く。
5.Server > Install Server (x64)
と
Server > Register Server (x64)
をクリックし、下の赤線のように表示されていればOKだ。
6.コマンド・プロンプトから
ie4uinit.exe -ClearIconCache
を実行して、アイコンのキャッシュをクリアする。
7.同様に
taskkill /IM explorer.exe /F
を実行して、エクスプローラーを停止する。
8.start explorer.exe
を実行して、エクスプローラーを再起動する。
9.shutdown /r /f /t 00
を実行して、PCを再起動する。
これで、上のようにSTLファイルのサムネイルが表示されるようになる。
基本はBlenderのファイルで管理するつもりだが、ふと「このSELは何だったかいな。」と思ったときにいちいち開いて確認しなくて済むので便利だ。
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