ESP32のサンプル・スケッチのSerialToSerialBTを動かしてみる。
PCのBluetooth機器と同様にペアリングする。
名前はスケッチに書いてある「ESP32test」となる。
Arduino IDEのシリアル・モニタに下のように表示されてペアリング待ちとなる。
そこそこ時間がかかってペアリングされる。
すると、シリアル・ポートにCOM7とCOM8が追加される(COM番号は環境によって変わる。)。
COM4はBluetoothドングルで、COM6はESP32モジュール上のシリアル変換ICのポートだ。
COM8にはつながらないが、COM7にTeraTermがつながった。
TeraTermで「aaaaabbbbbccccc」と文字を入力し、シリアルモニタからは「hhhhh」「kkkkk」と入力すると下のようになる。
スケッチを以下のように変更し、USBから外して5Vの電源だけにつないでみた。
1 2 3 4 |
void loop() { SerialBT.println("Hello, World!"); delay(1000); } |
ちゃんとPC上のTeraTermに1秒おきに「Hello, World!」が送信されてくる。
つまり、ESP32–>Bluetooth–>serial COM–>TeraTermという無線通信ができたということ。
追記(2020/02/14)
どのCOMポートにつなげばいいのかの確認方法。
デバイスマネージャーで見る。
こんなにたくさんCOMが開いている。
どれだかわからない(前回はCOM7、今回はCOM13)。
[コントロールパネル] > [デバイスとプリンターの表示]
ESP32testを右クリック
[プロパティー] > [サービス]で確認できる。
ここで使ったサンプルのスケッチの場所
File > Examples > BluetoothSerial > SerialToSerialBT