Sahara's WebLog

日記のような、備忘録のような、うらみつらみのような、自慢のような…。

EPSON EP-805A「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。」対策。

EPSON EP-805Aで、電源を入れると以下のメッセージが出るようになった。
「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。お買い求めの販売店か修理センターへ、交換をご依頼下さい。」

EPSONが消費者を馬鹿にしたメーカーだということがよくわかるのは、これが出るとスキャナも使えなくなる。
スキャンしたからといって印刷するとは限らない。
SDカードに保存できますよと取説にも書いてある。
どこに廃インクパッドが関係しているのだろう?
本体よりインクが高いとかいうふざけた商売をしているのは有名なことだが、大した技術も必要ないメンテナンス要員を飼っておくために、消費者は余計な出費を余儀なくされる。
あるいは、なるべく早く買い替えさせようという魂胆が見え見えだ。
官民関係なくこういうところがこの国の衰退の原因だと思う。

ま、文句垂れてても仕方ないので、サクッと検索してみたら自分でできるようだ。
ネジを8本外すだけですぜ、奥さん。

以下手順




下の写真のBにあいている穴に、下のパーツの丸い突起(A)がはまっている。
Bを軽く上へ持ち上げながら手前へ引っぱると外せる。




ここまでで外したもの、ネジ6本、パーツ3つ。
上から外した順に並べてある。

いよいよ廃インクタンクの取り外しだ。
前面のこのネジと

底面のこのネジを外す。

ここまでくると、これが「廃インクタンク」だなとよくわかる。
下の写真の赤い線を引いたあたりの隙間に何かを挿し入れて軽くこじれば簡単に下へ外れる。

重さを計ってみたら198gだった。

洗って乾かして再利用してやろうと思い、一度は洗面所へ持って行った。

が、途中で面倒になって、パッドは軽く搾っただけで捨てた。
からっぽだと45g程度だった。

パッドとインクで153gということだが、それが満杯なのかどうかはEPSONさんにしかわからない。

プリンターとしてはまず使わないと思うが、インクがじょぼじょぼ落ちるのもまずいだろうから、キッチンペーパーを詰め込んでおく。
76gになった。
パッドがキッチンペーパーと同じなら捨てられたインクは122gということになる。
ちなみに大容量の70Lというカートリッジで、容量は55.7mLだそうだ(海外版同機種の情報)。
インクカートリッジ2本分のインクを捨ててくれるわけね。
勝手に捨てといて、使えなくして、修理費用も取るわけだから、EPSONさんいい商売してます。

元通りに組み立てたら、電源を入れてUSBでPCと接続する。
以下へ行ってWIC Reset Utilityというのをもらってくる。
http://www.2manuals.com/product_info.php?products_id=1149
起動すると以下の窓が出るので、赤い四角に表示されているプリンターを確認して、よければクリックする。



代金を払ってシリアルナンバーを赤線部分に入れれば廃インクの量を0%に出来るのだと思う。
ここでは「TRYAL」と打って、廃インク量を80%にしてもらう方を選んだ。
プリンターとしてはほとんど使わないという前提なので。

これで、エラーも出なくなり、少なくともスキャナとしては使えるし、残りの20%が廃インクで埋まるまではプリンターとしても使えることになる。

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Posted under: Hardware その他, PC, その他


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